「和也っ!?」

「……」

「もしもし?おい!和也っ!」

「声……でか過ぎ……鼓膜やられる」

「ごめ…って違うだろ。何かあったんだろ?」

「さっき2人で話してた所にいるから……来て…くれる?」


様子がおかしいアイツに直ぐ行くって伝えて

駆け出す。

「ちょっと、智!」
後ろで叫ぶ翔くんに大人がいた方がいいかもと
和也の様子が変で何かあった時のために一緒に来てと頼んで和也の元へ向かった。






さっきの場所に戻ると木の陰でしゃがんでる人影


「和也!!」



ゆっくりと上がった和也の顔は片側の頬が真っ赤に腫れ上がってた。