〈あくまで妄想の話です〉






「なぁ、ニノってなんでそんなに洗剤必要なの?」

「え?潤くん何言ってんの?洗濯するからでしょ。」

「そりゃそうだけど、業務用ってスゴくね?まぁリーダーと二人分だしな、そうなるか……」


二人の会話が耳に入ってきた瞬間に俺は潤の顔を見つめた。
オイオイ……何故にこのタイミングで天然発言…潤…お前なら察してると思ってたぞ。
そんな事を思ってたら、満面の笑みを浮かべた人が……



「潤、野暮なこと聞くな。ってかマジで知りたいか?」

???顔の潤、隣のニノはちょっと笑ってるし。ニノ、お前はいつもヤメロって智くんを止める側じゃなかったか?

「それはな、シーツやらベットカバーを洗うからだ。大きい洗濯物があると、何度も洗濯するだろ!それが毎日だから。」

智くんの説明を、今一つ分かってない潤にニノが

「潤くん、察して。さっき言ったでしょ?


だからですよえー」  「‼」





潤…笑顔がひきつってるぞ。

「毎日ってスゴいね~さすが大宮ちゃん!あひゃひゃひゃ爆笑
って雅紀、お前は普通に受け入れるな…俺はできれば知らないでいたいぞ。



あんまり喋らせんなよ~とか言いながら手を繋いで出ていった大宮コンビ。









「潤…あの二人の発言に質問はしない方がいい…かもな…」

「………うん……そうだった。あーー!想像したくねぇ‼俺としたことが‼」

うんうん。分かるぞ。夜の情事は知らないでいたい。恥ずかしくて仕事にならん。いや、瞬時に理解した俺もどーなんだ?







「ニノちゃんとリーダーはラブラブだからしょうがないよぉ~。慣れだよ慣れ。ねっ!」
ねっ!って…ある意味、雅紀が一番まともなのか?うーん、分からん。









結局、いつもの事だしなと笑える俺らは今日も楽しくやってます。


この話振ったの俺だしな(笑)