自閉症児流 家族の育て方


オレが生まれて
いろいろとパパとママもたいへんやろな。
障がいがわかった時はよう泣いとったで。

お医者さんから
オレの障がいを告げられた日が、
パパの会社が売られると決まった日らしい。
たいへんな1日やったな。
顔が白くなってたで。

ママも1人でようがんばってたで。
雨の日も自転車で学校に連れて行ってくれたで。
二人で転けた時は痛かったな。
電動買ってあげろや。

お兄ちゃんは、
オレがケガした時に
泣きながらパパに連絡してくれた。
おおきに。

でもな、
オレが生まれたことで
家族が強くなったやろ。
オレの狙いはそこにあるねん。

パパは死ぬ最後の瞬間まで
やるべき目標ができたやろ。

気の弱かったママが
恐ろしく頼もしいママになったやろ。

兄ちゃんはオレのおかげで
お小遣いが多いんやで。

オレを育ててると思っていたら
アカンで。

オレも家族を育てているんやで。
オレのおかげで
パパは飲みに行かなくなったやろ。

このブログも
オレが生まれたから
書けるネタがあるんやで。

パパもママもまだまだやけど

これからも頼むわ。

大江健三郎さんとこの
オレの先輩の弟さんが言ってたように

オレら障がい児は
家族のジョイントやで
これからも
しっかりと
家族を結びつけますわ。

そんじゃ

カルパス買っとけよ。

次男より