デザイナー流 自閉症児の育て方


【問題点】

子供が幼い頃、ちゃんと出来ないのは親の躾ではなく、
障がいのせいだと解り、ホッとしました。
しかし、障がいがあろうがなかろうが、
親として躾は必要です。

ダメなものはダメなのです。

そこで、問題は叱り方でした。
定義として
・叱る→相手を思い教育すること
・怒る→自分の感情を相手にぶつける

と考えています。
叱り方を間違えるとそのままパニックになってしまいます。

【戦略】
いろいろ試した結果。
松田優作さんになって叱るのが一番効果がありました。
次男の目をしっかりと覗き込み、
低い声でしっかりと
「これはだめだよね。やってはだめだよね。」と繰り返します。
最初はヘラヘラしている次男も顔色が変わり、
「やばいかも」の表情に。
「2度としないよね。約束できるよね。」
ハイと手を挙げさせます。
こちらの真剣度合を伝えれれば効果が出てきます。


金八先生のように感情をむき出して怒ると
相手は怖がり、泣いてパニックになってしまいました。



まあ、誰でも松田優作さんの方が怖いですよね。

【現状】
波はありますが・・・・
自分がダメな事をして叱られている自覚を持っています。
松田さんのモノマネで近づくと
ヤバイという感じで部屋に逃げたり、布団にもぐったり。
そして、ふて寝する。



【教訓】
感情のまま怒ると自分自身も興奮状態にあるので、
手がでてしまったり、嫌な言葉を使ったりしてしまいます。
相手も傷つきますし、なにより自分自身も傷つき、
自己嫌悪におちいります。


ここで叱らないといけない時は
「松田優作さんにヘーンーシーン!」といきましょう。
金八さんはやめてね。