この壁の向こう側に。自閉症の息子と壁の戦い。

デザイナー流　自閉症児の育て方

【問題点】
部屋の壁と壁を行ったり来たりを繰り返す。
その度に壁に“真空飛び膝蹴り”あるいは“ジャンボ鶴田流ジャンピング・ニーパット”を決める。
小さい時は良かったのですが、大きくなると破壊力がすさまじい。
一回の蹴りで壁に穴ぼこが出来ます。
その壁の向こうに何があるというのだろう？
浜田省吾の歌で“壁に向かって”というのがありますが
次男は何と戦っているのだろうか。
延々と繰り返します。

【戦略】
膝を当てる壁の位置に木板を張り巡らせました。
チョットしたリフォームです。
同じ穴ぼこに膝を入れるとケガをするのでお金がかかるのも致し方ない。

【現状】
穴ぼこはあきません。
膝蹴りはやり続けてます。
室内が昭和の病院のイメージになりました。

【教訓】
お金をかけてやる場合はきちんと考えましょう。
木板の色をもっとブラウンの明るい色にすれば
モダンなイメージだったのに・・・・
機能と効果を考えすぎて出来上がりイメージをしていませんでした。
パパの焦りすぎでした。残念。