デザイナー流 自閉症児に育て方

【事故】

高校生になり、身長も伸びた次男はジャンプすれば
天井に手が届くようになりました。
天井に付いている火災警報器を触ろうと必死です。
実はこの火災警報器は中に空気が入っており
その空気が膨張することで火災を探知する旧式のものでした。
そして、ジャンプ一番!届いた!
マンションに鳴り響く警報。
すぐさま、駆けつける警備会社。

驚くマンションの方たち。
平謝りのパパママ。



【戦略】
・ジャンプは止めない
・警報器の機能は残す
・定期点検に対応する
・見た目はあきらめる
結果→警報器をカゴでおおうことにしました。
結束バンドで取り外し可能に。



【現状】
ジャンプをしてカゴを叩いています。
その後、警報器はなっていません。
天井にカゴがついているので
室内のインテリアデザインは壊滅状態です。



【教訓】
火災警報器自体に危険を感じる生活とは面白いですね。
身を助けてくれるプロダクトにおののいている事が不思議です。
次男の身の回りを立体的に俯瞰で見ないと行けないと感じました。
ジャンプで天井に手が届くことを
一緒に喜んでいる場合ではなかったです。

パパ