GW中、私にしてはちょっとしたイベントがありました。
その記事についてはまた後日
夫の影響で、私はラジオを聴く習慣があります。
夫が亡くなってからはますますラジオばかりになって、
逆にテレビはあまり観なくなりました。
ラジオっていいですよ。
なんと言っても、ほかに何かしながら聴けるところがいい。
私みたいに家の中でもあまりじっとしていない人には特にいい。
ずっと画面を見ている必要がないから、目や首や肩が疲れない。
私はガチャガチャやかましいTVコマーシャルや、
子供だましのようなマスコット?キャラクター?や、
なんだか知らないけれど、大声でバカ騒ぎするタレントが大っキライなので、
それがないだけでもラジオは素晴らしい!と声を大にして言いたい。
さまざまなジャンルの音楽が聴けるのもいいよね。
アナウンサーも、テレビアナウンサーより格段に声がいい。
音声のみで伝える必要があることから、非常に話が分かりやすい。
それに、テレビよりも実に様々な情報を伝えてくれる。
様々な分野で活躍している方々のトークが聴けるのも、ラジオならでは。
DJは、その人の個性がもろ伝わってくるしね。
私のお気に入り番組の一つは
大竹しのぶの「スピーカーズコーナー」です。
これ、絶対いいよ! オススメ!
(NHKラジオ第一、毎週水曜21:05)
夫が亡くなって一人暮らしになってから、
当たり前だけど、家の中がしーんと静まり返ってるでしょ。
それが耐えられなくて、ラジオを頻繁につけるようになったのね。
人の喋り声がしているだけで、少し安心するのよ。
ただラジオ番組にもいろいろあるからね、
「静かに語り掛けるような低めの声音」の番組であることが基本大切よ。
で、仕事から帰宅すると、手を洗ってうがいをしてラジオをつける私なんですが、
一年位前から、ある番組の存在に気づきました。
それは、自宅に引きこもっている人のための番組。
その分野の専門家が出てくるような番組ではありませんよ。
問題解決を図ろうという、相談&アドバイス的番組では決してなく、
ただ全国の引きこもりさんたちが、その苦しい胸の内を赤裸々に打ち明けた、
ただそれだけの、本音からなる番組。
読み上げるのはアナウンサーで、説教じみたことは一言も言わないよ。
でも実に多くの引きこもりさんの声が寄せられているのだそうです。
いささか重い番組だよね。
実際、かなり重い内容の事も赤裸々に語られます。
これ、ラジオだから出来るんだよね。
でも、これを聴いてて思ったのは、
全国の引きこもって苦しんでいる方々が、
ここではこんなに本音を語るんだという新鮮な驚き。
苦しんでいるのは自分だけじゃない、ということがストレートに伝わる。
それが、この番組の存在意義なんだと思う。
でね、
私が何を言いたいか、
察しのいい親愛なるブロ友様ならもうおわかりですよね。
ラジオ番組でも
「大切な方を亡くした人」が集える番組というのがあったらどうでしょうね。
(もし既にあるのでしたら私の無知をどうぞお許しください)
グリーフケアもいいけれど、少なすぎます。
もっともっとそのような場が必要だと思っています。
私たち、社会から、ある意味放置されていると思うんです。
この豊かな日本でも、まだまだ死別に苦しむ人々へのケアが遅れていると思うのです。
そのような場が他にないから、みなさんここに集まっておいでなのですよね。
ラジオなら誰でも気軽に聴けるよね。
それこそ寝込んでいても、枕元にラジオを置けば聴けるよね。
PC関係に弱くて、ましてやブログなど扱えない、高齢者の孤独に苦しむ人たちにとっては、特に支持されるのではないかと思います。
もちろん若くして孤独になってしまった方にとってもね。
ブログを読むのとはまた違うと思うよ。
もし、これをご覧になった方の中にNHK関係の方がいらっしゃいましたら、
ご検討をお願いしますね。(CMで番組が中断されないNHKでやってほしい)
私個人のお願いで申し訳ありませんが、ぜひぜひ。
DJは誰にするかって?
「声がいい」とほめられた事のあるワタクシでよろしければ(冗談ですよ)。