【手のひらアート】オオスカシバ幼虫 | ひろりんNEW

【手のひらアート】オオスカシバ幼虫

6/2よりスタートするドラードギャラリーの
『手のひらサイズのアート展』出品12点のうち、
最後の3点は幼虫絵です。

昨年末ファンタシスタ4人点に出品した7種の幼虫はコチラ 
リンク「Baby キャタピラシリーズ」



今回の作品のなかでも、私的お気に入りは、・・・↓↓↓




ひろりんNEW-オオスカシバ幼虫絵

『オオスカシバ幼虫』 110×110mm 円形木製ボード アクリル水彩



ひろりんNEW-クチナシの花
 (花の写真。虫は写ってませんよ)

コイツは、クチナシの葉に付き、モリモリ食べて木を壊滅的に食べます。
かなり大きくなる幼虫です。

・・・・昔実家にクチナシの木があり、割り箸で駆除しては、庭のアヒルに
ポイポイやっていたことを思い出しながら、描きました。
(どんな思い出や。)

参照 クリック 『アヒルの秘密』(だいぶ前に描いたマンガです。)



それでも(?)、私はこのオオスカシバという虫が、
かなり好きなのです。
ご存知でしょうか??
見た事有ると言う人と、無いという人に分かれると思いますが、
成虫の姿は、
コレだ~~!!! ↓↓↓
 

どこかで借用した画像です。良い写真!
普通は羽回転が高速すぎて、こんな風に見える事はありません。
1/500秒のシャッター速度で撮影しないと、羽は写らないそうです。



ひろりんNEW-成虫オオスカシバ

オオスカシバ(大透翅、学名: Cephonodes hylas)
チョウ目スズメガ科の昆虫。ガの一種。
和名のとおり、翅が透明なガで、夏の日中によく活動する。 (wikiより)



街路樹によくある「アベリア」の花に、
ブーーーーーン!!と羽音を立てて飛んでくるので、
クマンバチなんかと間違って思っている人も多い。
でもこれは、れっきとした『蛾』なのです。

しかし、蛾らしからず、その名の通り、羽が透明
そして、蛾らしからぬ高速の羽ばたきでホバリングしながら、
口のストローを伸ばして花の蜜を吸っています。



その姿は、さながら、ハチドリ。


ひろりんNEW-はちどり


似てると思いませんか?だから、好きなのです。
体が緑色でフカフカだし、顔もなんだか可愛いのですよ。




しかし、このオオスカシバ、不思議なところ・・・
というか「なんで?」と言いたい生態がありまして、

サナギから羽化したばかりの時は、羽にちゃんと
「鱗粉」が付いている!!


ひろりんNEW-鱗粉有りオオスカシバ

↑これは、羽化したての瞬間をとらえた、貴重な写真だそうです。

そして、最初の高速羽ばたきで、その鱗粉がすべて一瞬で、
吹き飛んでしまい、「透かし羽」となるのでした。


何の為に、鱗粉を付けて大人になるのでしょうねーーーーはてなマーク




ひろりんNEW-羽化オオスカシバ
(これもお借り画像で、私の手ではないことを、お断りしておきます。)


そんな、可愛いオオスカシバを描いた、
手のひらアートなのです!!


というブログ記事でした (*v.v)。




Youtubeで見つけた、オオスカシバ動画。↓↓↓
スローモーションで動きが良く分かります。
ストローが、クルクルっと巻いていますね~。