帝釈寺に写経しに行ったとき、
「(何が…)」
「おじいさん。伏見稲荷を勧請したおじいさん。」
後にアイスコーヒーを頂いてる間、
奥さんが話し相手になってくれました。
そしてお稲荷さんの話になって、
ひろりん「すごく可愛らしいお稲荷さんですね。新しくしたんですね。」
奥さん「中にあったのは古かったので。日がよく当たっていい場所です。」
ひろりん「桜の真ん前ですし。」
で、あの写真の話をしたのです。
「スピな話になるんですが伏見稲荷の御眷属さんが映ってくれたようです。」
奥さん「あー。そうかもしれない。」

奥さん「桜の頃ですよね。」
ひろりん「私がまだ帝釈寺にお稲荷さんんいてはるの知らなくてここに移るのも知らないときです。」
奥さん「お稲荷さまをお移しするのに頼んだ方が『お社の周りの土には眷属さんがいらっしゃるから先に土を移したほうがいい。』とおっしゃるので、こうやって手でかき集めてお移ししたのがあの場所です。お参りしてくださった日には土は移ってたはずです。」
ひろりん「なんですと?
」

あの写真が撮れた場所は知らない間に伏見稲荷と繋がっていたのである。
奥さん「だから撮れたんですかね〜。」
奥さんはなぜこの胡散臭い話に真剣に向き合うのだろう。
奥さん「主人のおじいさんがそういうのわかる方だったそうですよ。」

ひろりん「お稲荷さん、ちゃんと宿ってはると思います。」
奥さん「そうですねー。」
奥さんと話すと知らないことが湧いてくる。
素敵だ。(キリッ)