11月10日に奈良の斑鳩にあるぽっくり往生の吉田寺(きちでんじ)に行きました。(画像は全てパンフレットより)

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住宅街の中に看板と小さな駐車場。

観光バスが1台停まってます。

やはりあの世を考える世代のご老人がひしめきあうお寺なのか。

と入口はとても落ち着いていて歴史を感じる、ん?重要文化財?

「お邪魔します。~から来ました。すずははです。」など、挨拶して入ると竹林が清々しくさっきまで住宅街だったのに急に世界が変わったような空間。

入って右に鳥居が見えたんですが境内に鳥居?
と、しかし、白い布が掛けられてて近寄りにくい。

そしたら案内の人がこっちこっちと手招きするのでそちらへ向かった。

仏壇の中から古いお札が出てきたのでお返しに来たんですが。と申し出ると本堂の右から入ったら受付がありますので靴脱いで上がってくださいと。

はぁ、そうですか、と本堂を見て右に立派な二重の塔があり「おー、さすが重要文化財」と思いながら本堂の右から入ると座卓の受付があり、そこで、これが入ってまして。と伝えると、
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お礼参りになりますのでこちらに戒名を。と言われたが、神社のお札を返すみたいにどっか箱に入れて帰ると思ってたからそんなんわからん。

じゃ、お名前と命日を。と命日は辛うじて把握していたので書き込み、五千円納めて、御朱印帳預けて(300円)お堂へ入った。


「団体さんがいますので終わってからになります。後ろで座ってお待ち下さい。」と言われてたので、
そーっと襖を開けて絨毯の上に座ろうと奥を見たら、

すごーーーい、ここ比叡山(延暦寺)みたい!

五年くらい前何の関心もないまま行ってそれでもその素晴らしさに感動した、延暦寺。

と小さいけど心地よくて薄暗くて古くてでもゴージャスで何て表現したらいいかわからん歴史の重み。

一番奥には大きな阿弥陀様が。

県内最大丈六阿弥陀如来坐像立ち上がったらおよそ五メートル。座った状態で二メートルちょい。

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もうなんか凄いとしか言えん。


団体さんの念仏を聞きながら待ってました。

説法もされてましたが耳が悪いのでわかりません。

私たちの番になり、一番前に座ってくださいと、阿弥陀様の正面に二人、ドーン!なんと贅沢な。

来てよかった。おばあさんありがとう。

前調べ無しでお札返しに来ただけだから知らなかったんですが、なんとこの日は、

つづく