今日もニュースで、保育の現場での虐待が報じられていましたが、これと同じことが介護の現場でもある事が今までの事件でよく知られています。
原因は人手不足と長時間労働と低賃金という事ははっきりしています。
厚生労働省が定める保育士の配置基準をご存知でしょうか。
0歳児童3人に保育士1人
1〜2歳児童6人に保育士1人
3歳児童20人に保育士1人
4〜5歳児童30人に保育士1人
この基準は1948年に定められたもので75年も昔からあまり改善されていません。
私は結婚前に3年間、幼稚園教諭で勤めていた経験から、とても激務でした。
でもとてもやり甲斐のある職業です。
これは介護でも同じで激務ですが、やはりやり甲斐があります。
でも疲れが溜まって来ると、精神的に安定した仕事が出来ないのはどこの職場でも同じ事です。
保育士、幼稚園教諭、介護士の免許を持っていてもその職業に就かない方がたくさんいる現状は、その理由があっての事だと思います。
若い方々が希望を持って働ける世の中にすることは出来ないのでしょうか?
産業革命から始まった資本主義は人間に豊かさと便利さを提供する事が出来ましたが、格差拡大につながってしまいました。
大企業は内部保留を辞めて従業員に還元すべきです。
そして若い方々に仕事を継承して早く引退すべきです。
国会議員の定年制を制定すべきです。
