去年は、下記9頭を挙げました。

 

-----

[牡馬]


◎ トゥザクラウン 母:トゥザヴィクトリー 父:キングカメハメハ)
○ レイデオロ 母:ラドラーダ 父:キングカメハメハ
▲ アトラーニ 母:アマルフィターナ 父:ルーラーシップ
▲ ガンサリュート 母:ベネディーレ 父:ダノンシャンティ
△ ゼルビーノ 母:マチカネホレルナヨ 父:ゴールドアリュール
△ ガウディウム 母:パーフェクトジョイ 父:ハービンジャー


<牝馬>

◎ なし
○ レクセル 母:エポキシ 父:ルーラーシップ
▲ マルムーティエ 母:マルティンスターク 父:ダイワメジャー
▲ アンジュシャルマン 母:シーズアン 父:マンハッタンカフェ
△ エリティエール 母:ジンジャーパンチ 父:ディープインパクト

 

次点として、馬名だけ。

ハービンジャー × ディアデラノビア (牡)
ダイワメジャー × キュー (牡)
ゼンノロブロイ × リッチダンサー (牝)
ヴィクトワールピサ × カメリアローズ (牡)
ジャングルポケット × メジロシャレード (牡)
ハーツクライ × リリサイド (牝) 

 

-----

 

[回顧]


◎ トゥザクラウン 未勝利

・・・重度の喉なり。これにつきると思います。

デビュー戦パドックでは、思った通りの好馬体。

喉さえよくなれば、今後活躍してくれるはずです。

 

○ レイデオロ ダービー馬

・・・クラブ初のダービー馬を推奨できて、ほっとしました。

反面、正直、ダービーの勝利は騎手のファインプレーだと

思います。

気性に難があり、今後どうなるかが微妙で、

ある意味注目しています。

ダービーの大観客の中でも持ちこたえたので、

大丈夫なのか、

使いつつ、ひどくなってしまうのか。

この馬が名馬として成績を積み重ねることを、

いのってます。

 

▲ アトラーニ 未出走

・・・蹄が相当悪そう。

未勝利期間内に間に合うのかも微妙で、

無理くりつかって、やっぱりダメというのが、

1番憂慮されます。

 

▲ ガンサリュート 京成杯2着 NHKマイル出走

・・・ダノンシャンティ産で、G1出走までいけたので、

よしとしたいですが、

もっと成長すれば、楽しみだとも思います。

馬格の割に未完成な部分も多く、

これからの成長に期待です。

 

△ ゼルビーノ 未勝利

・・・ちょっとダート走るには、筋力が足りない印象。

初戦パドック見た時に、やっちゃった感が強かったです。

未勝利は相手次第で勝てそうですが、

平坦コースで先行できるのが条件でしょうか。

 

△ ガウディウム 1勝

・・・出資馬、ガウディウムも、ルメールのおかげで

未勝利勝ち。

上のクラスでは惨敗。

骨折して、休養してますが、

なんとかここで成長してくれることを祈るのみ。

つくところに筋肉がつき、470kgくらいの馬格と

望みは大きいですが、

そうしたら、もっと走れると思います。

 

[牝馬]


○ レクセル 未勝利

育成時は、よく見えましたが、

パドック気配があまりよく見えない1頭。

これだけ上位で推奨したのに、

結果が出なかったので、

ルーラーシップ産駒&牝馬は、ちょっと難しすぎるな、と。

 

▲ マルムーティエ 未勝利

この馬も2勝くらいしてると思ってたんですが、

未勝利。

当初は馬券に絡むこともありましたが、

だんだんに着順も悪く・・・。

ダートの方が合うと思うんですけど、

ダート1400とかでも行き脚つかないのが厳しい。

気性かなんらかの疾患を疑ってもいいかも、と。

 

▲ アンジュシャルマン 1勝

新馬1着、新潟2歳S出走後骨折で休養中。

復帰すれば、やれるでしょう。

 

△ エリティエール 未勝利

この血統は、やっぱり脚が強くない。

出資額とリスクを考えると、厳しいかな。

順調に使えないのが痛い。

 

9頭推奨のうち、勝ち上がり4頭でした。

ダービー馬がいたとはいえ、

ちょっとひどい結果かな・・・。

 

次点の中には、

ハーツクライ × リリサイド (牝) 

⇒リスグラシューがいました。

推奨馬に入らなかったのは、

晩生だと思ったから。

ただ、リリサイド自身の産駒は早めいける感じだったんですね。

クラシック戦線でがんばりました。

 

レイデオロもリスグラシューも

実際の出資では、最低でも「×2」(最優先2年連続落選)でないと、

出資できなかった人気馬。

キャロット会員の目は肥えてると言うことかもしれません。

 

まだまだ、相馬を磨かねば・・・。

 

POGドラフトも終わったので、

今年の2歳世代で注目している馬を

書いてみたいと思います。

 

選定の主なソースは、公式の動画です。

あくまで、POG期間での活躍を期待しているもので、

素質があっても、晩生の馬だと思ってる馬は、

下位だったりします。

 

[牡馬]

 

1位:ヴェルテアシャフト

 父 ディープインパクト 母 ヒルダズパッション

 

2位:ショーンガウアー

 父 オルフェーヴル 母 マルティンスターク

 

3位:フラットレー

 父 ハーツクライ 母 リッチダンサー

 

4位:レイエンダ

 父 キングカメハメハ 母 レイデオロ

 

5位:プレビアス

 父 ハービンジャー 母 アドマイヤサンデー

 

次点

 ・オノリス (父 トーセンホマレボシ 母 フェリスタス)

 ・モンヴァントゥ (父 ヴィクトワールピサ 母 マイティースルー)

 

[牝馬]

 

1位:アリストライン

 父 ハーツクライ 母 アティクティド

 

2位:テトラクォーク

 父 ノヴェリスト 母 フェルミオン

 

3位:ブルーメンクローネ

 父 キングカメハメハ 母 ブルーメンブラット

 

4位:トゥンバドーラ

 父 スズカマンボ 母 オーベルゲイド

 

5位:アリュマージュ

 父 ハーツクライ 母 グレイトフィーヴァー

 

次点:

 ・ライレローズ (父 ディープブリランテ 母 ヴィアンローズ)

 ・エリスライト (父 ディープインパクト 母 クリソプレーズ)

 

-----

 

牡馬は王道の選択かもしれませんが、

牝馬穴っぽい選択になったかと思います。

 

牡馬5頭、牝馬5頭、

この10頭は期間内に全頭勝ち上がれるでしょうか。

まずはそれが目標です。

 

近頃は、天気もころころ変わりますね。
私には、寝つきの悪さと、睡眠の不安定さとして
からだに出てきています。

さて、今日もそんなわけでちょっと眠れそうにないので、
先に紹介した、
「POGで活躍しそうなキャロットの馬たち」の考察を
書きたいと思います。

世代1番馬だと思っている、
トゥザヴィクトリーの2014は、募集時にも大人気でしたし、
(×1で抽選で、友人は抽選で出資かないませんでした・・・)
POG本でもかなり推奨されていたようです。

POG本は基本記事などを読まず、
写真と動画のみを参考にする私なので、
記事と同じことを書いているのか、
それとも全然違うことを書いているのかは、わかりませんが、
ちょっと長めの考察を書いてみたいと思います。


以下、推奨馬

<牡馬>

◎ トゥザヴィクトリー (父:キングカメハメハ)

募集時の考察

立ち姿:
ずいぶん背たれ、腹袋しっかり、腰高とアンバランスに映るが、
成長すれば体型よくなりそうで、それぞれのパーツがいい。胴も長い。2000近辺でいい。

動き姿:
全身運動できるバネと現時点でも完成度の高い後肢に魅力が相当ある。

上記は募集された馬の中で、ともに最高ランクの評価をつけました。
出資額30万はだせませんし、
私は当時最優先の×なしだったので、出資の権利は全くありませんでした。


4月時点での更新を鑑みての考察:

プラス点:
動きにバネがあり、後肢の踏み込みがしっかりしていること。
写真で見るよりも、映像で見ると肩角度もよく、前肢が伸びること。
体型のバランスがよく、いわゆるグッドルッキングホースであること。
(キングカメハメハ産駒は、いわゆるよいと思える馬体の馬が安定して走る産駒です)
肩角度、脚の長さ、胴の長さ、後肢の踏み込み、変な癖のなさと
理想的に見えます。
調教を進めても、捌きなどに硬さを見せることなく、
むしろまだいい意味で緩いくらいの柔らか味を魅せるところも奥を感じさせます。
馬格も大きすぎることなく、デビュー時には500~510kgといい意味の馬格ある馬で、
競馬に望めるでしょう。
気性もそこまで激しいことなく、ON-OFFのスイッチがしっかりしているような印象を受けます。
調教になると、首を下げ、推進力あるフォームで走っているように見えます。

マイナス点:
大きなマイナスの要素はないのですが、
期待していた後肢の成長がまだで、
お尻の大きさ、トモにはまだ成長の余地があります。
キングカメハメハ産駒は、前駆が先に出来、
後肢の発達は遅めと聞いているので、
この夏で変わってくるかもしれません。


他:
この血統では、活躍馬は、
トゥザグローリー、トゥザワールドでしょうか。
グローリーは、明らかなパワー型でしたが、
ワールドは、馬格、馬体重ともにありましたが、線はやや細く見えるくらいで、
時計勝負にも対応できる感じでした。
本馬はその中間だと思います。
そこまで瞬発力のない血統ではありますが、
好位から先行抜け出しで押し切る競馬が合う感じです。
現状では、京都の1800、2000でのデビューがベスト。
1歳秋(募集時)からは、なんの頓挫もなく、順調に成長、育成できていると感じますので、
このまま順調にと期待しています。



以下、以前に作成したメモを参考に再編集して、
お伝えします。

○ ラドラーダ (父:キングカメハメハ)

・・・同じキンカメ産駒としては、トゥザヴィクトリー2014と比較するのはかわいそうと
言ったところだが、
この馬も楽しみ。
募集時、全身をうまくつかい、後肢も割としっかりしていた。
つくべきところに筋肉がついているように思う。
肩角度がやや悪いかな、とも思うが、
伸びもあり、踏み込みもしっかりしている。
課題は、やはり春の早い時期であるとどのキンカメ産駒に感じるところも同じなのかもしれないが、
後肢。
もっとしっかりしてくれば、大成するのではないかと思う。
芝1600~2000が適性と見ている。


▲ アマルフィターナ (父:ルーラーシップ)

・・・この馬は、私が最優先で出資申込みしたが、残念ながら当選とならなかった。
初年度のルーラーシップ産駒だが、馬格と伸びやかさがある馬が多く、
芝1200からロングディスタンスまでカバーした父キンカメよりも、
中距離の志向馬が多そうだ。
牝馬よりは牡馬の方が楽しみはある。
本馬は体型がよく、筋肉量もあった。
そのうえで、伸び、軽さも感じる。
順調なら、来春の重賞戦線に出てくるのではないかと思う。
ややお尻が小さく、後肢にボリュームが欲しいのは、
キンカメ産駒と同様、春、夏でもう一回り成長を期待したい。
不安点は、ダキの広さと捌きに変な癖があることだが、
そこまで大きな問題点ではなさそうに感じる。


▲ ベネディーレ (父:ダノンシャンティ)

・・・父は2年目となるダノンシャンティ。
意外に適性をつかむのは難しい感じだが、
この馬は率直に1200~1400だと思っている。
幅があり、パワーを感じながら、全身運動ができる。
締りがきつい感じがするのは、祖父のフジキセキが出ているのだろう。
その辺りからも短距離だと思う。
募集時は460kgそこそこなのに、今は540kg超とずいぶん大きくなったが、
大型すぎると少し心配だ。
現在、入厩前にNFしがらきで乗り込んでいる。
体力面の強化とともに、520~530kgくらいに絞れ、
トレセンで底上げできれば、
早ければ小倉で見られるかもしれない。

△ マチカネホレルナヨ (父:ゴールドアリュール)

・・・募集時はノーマークだった馬だが、
今後の成長力の期待込みでいれてみた。
伸びがあり、からだづかいには、素質を感じる。
トモなどもだいぶしっかりしてきた。
4月時点で470kgくらいだったが、もっと増えてほしい感じがある。
筋肉量がやや足りなく見える感じで、
もっとボリュームアップと、
やや臆病っぽい気性がよい方向に出れば、
来春の伏竜Sとか青竜Sで見れるのではないかと思っている。


△ パーフェクトジョイ (父:ハービンジャー)

・・・一応の出資馬なので、1番下位に入れてみた。
1次募集ではおそらく馬体重が少なすぎて (418kg) と人気がなかった。
現 440kg台とまだ物足りないが、
体型のシルエットはいい。
捌きが軽く、全身を使った伸びもある。
前駆は比較的しっかりしているが、後肢はまだまだ成長途上。
うまく成長をうながしてくれ、後肢がしっかりし、480kgほどで競馬に出れれば、
楽しみはある。

現在、吉田厩舎に入厩。
厩舎やクラブの方針はわからないが、あまり早いデビューは望ましくないと
思う。
(クラブ馬のハービンジャー産駒は今年は早い組が多く、
牧場ともに、早めに使う意向なのかもしれないが・・・)
ゲート後、成長放牧を希望。
(栗東入厩と言うことで、北海道開催でのデビューはなさそうだ)



<牝馬>

◎ なし

・・・牝馬はクラシックに確実に乗ってきそうな馬がいない印象だった。
今年(来年のクラシック)、獲れるような馬を見落としていたら、
ごめんなさいという感じだ。


○ エポキシ (父:ルーラーシップ)

・・・早生まれらしく、この産駒の割に完成度は高い気がする。
前述のとおり、この馬も中距離志向のよい馬だと思うので、
どこでデビューするかどうかが鍵。
(個人的には、9月阪神マイル~1800あたりが望ましそう)
よさは全身運動できるところと、意外に後肢がしっかりしている点。
気になる点は、左後の向きが悪いが、たぶん大丈夫だろう。
母父ディープインパクトと言うのも、
瞬発力の裏付けになりそうで、楽しみがある。
ちなみに、1次募集で一般申込みに入れたが、死票だった。(読みが甘かった)


▲ マルティンスターク (父:ダイワメジャー)

・・・POG的に昨期のメジャーエンブレムはすごい活躍だった。
ダイワメジャー産駒も馬体のイメージと成績が比例することが多く、
現3歳世代のキャロットのダイワメジャー産駒も好成績を予見したが、
まぁまぁそれなりの結果が出ていると思っている。
本馬は、募集時に見落としていた1頭で、
ちょっと悔やんでいる。
馬格があり、筋肉量も豊富。
私の好きなタイプのダイワメジャー産駒だ。
やや肩角度が悪いが、前目で押し切るレースが身上のダイワメジャー産駒なら、
他のよさがカバーしてくれるだろう。


▲ シーズアン (父:マンハッタンカフェ)

・・・昨年の1次募集では入れようか迷ったが、エポキシの14(レクセル)を入れたため、
申込み自体はしなかった。
正直、マンハッタンカフェ産駒の成功パターンはよくわからないので、
自信度は低いものの、馬自体はよかった。
父のイメージと違い、馬格はあり、胴は長めなものの、体高がない。
その意味で、距離に限界があるタイプだろうが、
柔らか味とバネがありながら、幅もあるパワー型。
やや時計がかかる馬場が合う。
さっそく、阪神芝1600でデビュー勝ちをおさめてくれたが、
相手関係に恵まれた感じも大きい。
次走が試金石だと思う。
中京2歳Sで見られるのを楽しみにしている。


△ ジンジャーパンチ (父:ディープインパクト)

・・・キャロットの馬の中で、1頭ディープインパクト産駒を挙げるなら・・・
で、この馬を末席に入れてみた。
と言うと失礼だろうか。
全体的に小柄なこと以外、悪いところがないと言うのが、
評価のポイントで、消極的ではある。
後肢が比較的にしっかりしていて、気性も前向きそうなのはポイントにした。
ルージュバックは、脚が直飛で長く、ストライドが大きいのが特徴だが、
この馬は、この血統にしては、小柄に出たことで、
軽さが身上に出ないかと思っている。
牡馬は馬格がある方が成績に結びつくが、
牝馬は馬体維持さえできれば、小さくてもなんとかなる。
4月現在では、427kg。
入厩時に450kg程度、出走時に440kgなら面白い。


-----

以上、前回挙げた馬の考察です。

次点として、馬名だけ。

ハービンジャー × ディアデラノビア (牡)
ダイワメジャー × キュー (牡)
ゼンノロブロイ × リッチダンサー (牝)
ヴィクトワールピサ × カメリアローズ (牡)
ジャングルポケット × メジロシャレード (牡)
ハーツクライ × リリサイド (牝)