五月
彩とりどりの
様々な花々が
咲き揃う季節
中でも
洋の雄は
薔薇の花
和の雄は
藤の花
かしら
…
藤の花
1本の枝に
沢山の花房をつけ
それが
10本100本と
連なって
大きな花房となる
それは
一粒
一粒の水が
1本の水糸となり
百本
千本と連なって
崖から落ちる
白糸の滝を
想い起こさせる
垂れる枝に
花房をつけ
吹きわたる風に
あらがって
花を散らすことなく
風にゆらりと
たなびく
優雅な様は
その高貴な
色と
あいまって
古来
人々を魅力してきたことでしょう
…
わたしも
その
たおやかな風情の中に
芯があるような気がして
藤の花を
愛する由縁です
この風景を
主人に一目見せたくて
そして
今年もハナミズキの花を
直接は
届けられなくなったけれど
お空の上の母に
見せたくて
日頃お世話になっている方々に
多大の協力を得て
自然に触れて参りましたが
帰宅後
ダウン
久々の救急車
…
しかし主人を一人には出来ない
…
クルクル廻るめまいと
嘔吐を
エイッー
と気合いを入れて帰宅したものの
主人の主治医の先生に
今は休んで下さい
これまでの疲れが
御母様の事と共に現れる頃ですよ
と
…
優しい主人は
自らレスパイト入院へ
リハビリを頑張ってくるから
ゆっくり休んでね
と
100年守ると昨年誓ったのに
…
はや
周囲の皆さんに
自らが守られて
どうするんだ
と
落ち込んでおります
blogで知り合った皆さんの優しさ
周囲の全ての皆さんの優しさが
まるで
1本が100本へ
そして1000本へ連なる藤の花
のようです
そんな母の日
今年も
゛ありがとう〝


