オーナメント
3/11(火)いのちの日
 
先日の大坂クラパの帰り道。
夢から現実への帰り道の様に
実家から連絡。
 
「工事の打ち合わせの日が決まった」と。
 
複雑な思いを抱えつつも
1歩ずつ丁寧に進めていくしかない。
 
車
道路はよくなっているとはいえ
私の運転では心許ないので
夫が同行してくれる事に。
 
前日、春らしいお花を買いに
いつもの花屋さんへ。
 
あれこれ近況を話したり
気遣ってくれて
まるで親戚の人の様で嬉しい。
 
カメラ
長く楽しめる様に
チューリップの「蕾」とスィートピー。
気温の低い玄関に。
 
カメラ
例年より遅めの梅。
 
鉛筆
業者さんとの打ち合わせ
切り離し→一部を残し解体→増築
これから沢山の方に
お世話になるわけだけれど
良い感じの方で救われた。
 
ハートのバルーン
知人のお店でランチ。
震災後初めて会うので
感謝やねぎらいを直接伝えられた。
 
その後、
親の代からの知人夫婦へ
顔だけ見せに行った。
 
会ったとたん、思わず涙。
生きているのを
確かめ合うように
手を握り合った。
 
互いの生存を
心より喜び合える人達が
まだまだ故郷に
たくさんいる事を
ありがたいと思う。
 
車
お墓参り。
とはいえ、
墓地の墓石は散乱していて
ブルーシートがかけられたまま。
 
他の方の墓石を
跨がぬようにたどり着き
手を合わせた。
笑顔が浮かんだ。
 
お墓の場所の
移動も考慮にいれないと
いけない状態なので先は長い。
 
幸い、
仏壇が無事だったのは救い。
弟が、ちゃんと欠かさずに
お花を供えてくれている。
 
チューリップ
亀吉(またの名をフランソワーズ)。
もう大人の手のひらくらいの大きさ。
 
夫が覗くと顔をひっこめるけれど
私の事は分かるのか
呼ぶとやってくる。
 
今は、水もちゃんと出るし
少し気温もあがってきたので水槽の水換え。
 
ちょっと嫌だったかもしれないけれど 笑。
 
ハートのバルーン
どうしても行きたかった
大好きな海へ。
 
 
カメラ
町は解体がかなり進み
空き地が増えた。景色が変わる。
 
学生時代に
お互いに遊びに行きあった
〇〇ちゃんの家も
〇〇君の家も無くなっていた。
 
「喪失感」なんてものではない。
 
でもユーミンの歌にもある。
誰にも消せはしない景色が
胸の中にはある。
 
廃材置き場は山。
皆、誰かが住んでいた家の一部
だったのにな。
 
カメラ
地元のお店で購入できたり
お土産でいただいた物。
義妹が私の好みを知っていて
本当によくしてくれる。
 
 
 
カメラ
地元の本屋さん。
帰省の時はたいてい顔を出す。
子どもの頃から出入りしたり
配達してもらっていた本屋さん。
 
主に能登の本の購入。
郷ひろみさんのトレーナー
 
まだ買っていなかったのが
ここにあり嬉しいびっくり。

珈琲とおやつをいただき
世間話や昔話。
 
皆、ずっと元気でいて欲しいな。
 
ハートのバルーン
夜は、最近再開された
知人のお店へ。
そこまで大変な道のりだったと思う。
 
日帰りだったけれど
濃厚な1日だった。
 
私の部屋からは
保管していた当時の手紙などが
出てきた。
これは読みだしたら止まらない 笑。
 
友だちを大事してきた
つもりではいたけれど
大事にされてきた事が
伝わってきて胸が熱くなった。
 
能登に生まれ
育ててもらった事に感謝。
 
幸せを噛み締め中。