【読了】

 

 

私は
気軽に物を捨てるのが好きではないので
物を買う時には少し考える。
 
ちょっと無理しても
良い物を長く使いたいタイプ。
 
年齢を重ねて特にそう思うようになった。
(ひろみさんの影響もあると思うけれどね)
 
道具は特にそう。
安くて使いにくい物を
イライラしながら使うのは特に苦手。
 
造られた方の工夫が感じられる
気持ちのこもったものが好き。
 
基本、そうだし
本などの整理をしようとすると
 
「良い物を買ってる」
過去の自分を褒めたくなることもある。
自画自賛!(笑)。
 
たぶん
ブレない好みがあるからだと思うけれど。
 
最近は増えすぎないように
図書館を利用することも多くなった。
それでも手元に置いておきたい物は購入。
 
さてさて。
 
とは言え、時々びっくりする事もある。
 
私は少し散らかってくると
箱の中にポンポン入れる癖がある。
 
ずっと開けていない箱を開けると
そこはタイムマシーンの世界。
(たいてい年代別)
 
その時に
「なんでコレ買ったぁ?!」
 
コンサートグッズで
全く身に覚えがないとかね。
(ひろみさん絡みは財布の紐が緩みがち)
 
思わず浮かぶ言葉と
その時の心理の探求。
 
まさに、それを本にしたみたいな
大宮エリーさんの本に遭遇。
 

 
「ついに本になってしまった。こんなゆるいエッセイが。。」
――著者自らも驚き。思わず買ってしまった愛すべきモノたちにまつわる軽妙トーク!
 
【まえがきより】
なんでそもそもこれ買ったんだっけなと。
いまいちどその購買心理を探求するわけである。
記憶を紐解いていく。その購入時の、私の心理状況、衝動の理由を書いてみようじゃないか。
(中略)そんなゆるい感じではじまってしまった連載を、
本書は、加筆し、修正もし、まとめたものである。