


「犬派か猫派?」と聞かれれば
猫派のはずなのだけれど
知人のトイプードル
Rちゃんだけは別。
パピーの頃から
懐いているので
どうしても情がわいちゃう。
過日、
新年のご挨拶に伺ったところ
家主が勝手口を開けたまま
ちょっと近所まで出てるところ。
いつもだと玄関で
Rちゃんの大歓迎を受けるけれど
今回は勝手口で対面。
そ~っと覗くと
私の気配に気付いていなくて
飼主のいる方向に首をかしげて
見ていた。
「そこから出ないのは
ちょっとした段差も降りれないの?。」
不安になりながら
「Rちゃん」って声をかけると
「ハッ!」と気付いて降りてきた。
シニア犬になってきて
耳も遠くなっているし
目もあまり見えていなさそう。
撫でて欲しい様子で
外なのに寝転んで
催促されたけれど
地面が冷たいので
中へ入るように促した。
それにしても・・・
どうしたのかと思うくらいに痩せて見えた。
思わず「トリミングで?」って。
混んでいて、順番待ちしている間に
ずいぶん毛が絡まってしまい
バリカン刈にされたって(>_<)。
初めて来た時は
トリミングのコンテストで優勝した
トリマーさんにカットされたとかで
可愛かったのだけれど
飼われてから、最初に行った時に
ひどい姿になって帰ってきて
飼主さんは、血圧があがって
救急車に運ばれそうになっていた。
夏も丸刈りにされてきて
「ここまで短くなくとも(>_<)」って。
よそさまのワンちゃんは
もっと可愛くなって
ふわふわになって帰ってくるのに
自分の犬じゃないけれど
なんだかな・・・。
ちょっとだけ、おやつをあげた。
狂喜乱舞。
いつものRちゃんだ(笑)。
1袋だと多いので
あげなかった分は
いつもは
友人のミニチュアダックスフンドJ君へ。
なのだけれど・・・
正月明けに旅立っちゃった。
「もう、いないんだった」
「幸せな犬だったよね」と言ったら
「『ああしなければよかった』とか
『ああしてやればよかった』と
あれこれ思う。」って。
飼主にそう思ってもらえるのだから
やっぱり幸せな犬だったと思う。