9/20(土)l公開の

「柘榴坂の仇討(ざくろざかのあだうち)」



柘榴坂の仇討1

友人が先行試写会に当選し誘ってくれた。

キャストもよさそうだし、予習なしでGO~!。


浅田次郎さんは「鉄道員」が

(廃線が決まった北海道のローカル線での話)

強く印象に残っている。


時代劇を観るのはどれくらいぶりだろう?。

子どもの頃ってTVでよくやっていて

私は夢でTVの画面から武士達が出てきて

祖母の家の中で戦いが始まり、

たいそう怖かった記憶。


でも幼いながらに思っていた。

たくさんの人が、斬られるわけだけれど

「この人達にも皆、家族がいるだろうに

どうなるのだろう」と。。。


そんな、どうしようもなく切なかった

幼い日の記憶がよみがえった。


幕末から明治へと世の中が

激変していく中でも失わないもの。

失ってはいけないもの。

それは今の日本人にもいえることだと思う。


「礼節」「義」「誇り」「覚悟」

「家族への愛」etc。


時折、会場内からすすり泣きする音が

もれてきた。

静かに心に沁みていく映画だった。


世の中はどんどん変わっていくけれど

ひたむきに生きよう。。。


【作品情報メモ】

2014年9月20日(土)から全国ロードショー


監督:若松節朗


脚本:高松宏伸、飯田健三郎、長谷川康夫


原作:浅田次郎『五郎治殿御始末』所収『柘榴坂の仇討』(中央公論新社、新潮文庫)


音楽:久石譲


出演:中井貴一、阿部寛、広末涼子、高嶋政宏、真飛聖、吉田栄作、堂珍嘉邦、近江陽一郎、木﨑ゆりあ、藤竜也、中村吉右衛門


配給:松竹



柘榴坂の仇討