その時、長男である夫は
ほとんど東京に行きっぱなしの日々。
嫁いでから、あの時ほど
長男の嫁であると再認識したことはない。
。。。
祖母は眠っているようだった。
旅立ちの時は
本当にこの映画のよう。
女性の納棺師だったけれど
真白な真綿で綺麗な履物や襟元を
整えてくれて、お化粧も本当にきれい。
にいても眉だけは描いていた
お洒落だった祖母には
今までで最高の出来上がり。
思わず、皆が
「きれい~」とため息をついたくらいだった。
叔父や叔母も
「俺の時も頼む」「私の時もね」と
もう予約していたわ(笑)。
私は。。。
母の時もこうだったらよかったな~と
ちょっと唇をかみしめました。
私の時はどうかな~。
こどももいないから誰にも見送ってもらえないかも。
でも
夫や弟達の泣く姿を想像したら
私。。。やっぱり一番最後でいいわ。
自分で決められないけれどね。
旅立ちは、ひろみさんより後で、
小南数麿(まろ)さんより前が理想です。