世間ではハローウィンの日だった金曜日。
高校時代の部活のプチ同窓会だった。
男性5名&女性1名の6名。
私は中学・高校とテナーサックス。
OBの方々は卒業されても
夏休みなどの帰省の時には
部室に顔を出してくれていたので
世代は超えていても顔見知り。
当時の部活の顧問はOBでもある。
郷ひろみさんと同じ年というのは
この日に知って衝撃だったけれど。
共通の想い出の曲もいろいろあるけれど
時代を超えて「アフリカン・シンフォニー」etc。
各々のパートで歌おうとすれば今も歌える。
高校に楽器が少なかったので
入学した時に、先輩と共有で使わないと
いけなくなり。
元々、中学生の時も
「背が高かったから」という理由だけで
中学の時の顧問に決められただけで
それほどの情熱はなかった気がする。
「辞めようかな~」と思っていた時のことを
今も、先輩達がまだ覚えていてびっくり。
父が
「楽器がないというだけが理由なら
買ってあげるから続ければいいよ」って。
いつも仕事で忙しい父だったけれど
ここって時は振り向いてくれた気がする。
今日は恋しくなって
久しぶりにケースの蓋を開けてみた。
まるで今にも音が聞こえてきそう。
そして父親の愛情も感じて
温かく輝いて
見えた。
この楽器を通じて、いろいろなことを学んだ。
豊かな人間関係も得た。
8月に大阪の雲州堂でn/のライブがあった時
メンバーの方々と少しずつお話ができたけれど
(郷ひろみさんのツアーでサックスを担当されている)
山本 一さんに、
以前サックスを吹いていた話をして
「何でも始めるのは簡単ですが
」と言ったら
「続けるのも簡単ですよ
」
と言われたことを思い出した。
アーティストは前向きだわ。