跳ぶ、挑む、高難度 ソチ五輪・フィギュアの見どころ | 大ちゃんを全力で応援

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宝石赤朝日新聞
http://digital.asahi.com/articles/ASG1R55X3G1RUTQP01D.html

跳ぶ、挑む、高難度 ソチ五輪・フィギュアの見どころ


 来月7日に開幕するソチ冬季五輪で、日本の複数メダル獲得が期待できるフィギュアスケート。6日には、開会式に先立って今大会から初めて採用された団体戦が始まる。各種目の見どころやルールなど、知っておくとより観戦が楽しくなるポイントをまとめた。

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 バンクーバー五輪後の4年間で、最も大きな変化があったのは、男子の4回転ジャンプの重要度だ。前回は4回転を跳ばない選手が優勝したが、ルール変更で失敗した場合の減点が少なくなり、ショートプログラム(SP)、フリー合わせて3度挑むのがトレンドになった。

 そんな中、トップ選手はそれぞれに得点を稼ぐ戦略を練る。羽生結弦(ANA)は2種類の4回転を跳ぶ。さらに、トリプルアクセル(3回転半)からの連続ジャンプなど、三つの連続ジャンプを基礎点が1・1倍となる後半に固める。ハビエル・フェルナンデス(スペイン)は、SP、フリー合わせて4回転を4度。現世界王者のパトリック・チャン(カナダ)は、高さと距離と着氷後のスピードで加点を得る。

 1977年世界選手権銅メダルの佐野稔さんは「最先端は4回転2種類。だが、それをやる果敢な選手が勝つとは限らない」と現状を語る。

 女子は、3回転―3回転の連続ジャンプにほとんどの選手が取り組むようになった。そこで、より基礎点の高い組み合わせにし、きれいに決められるかどうかが鍵になる。金姸児(キムヨナ)(韓)、ユリア・リプニツカヤ(ロシア)、グレーシー・ゴールド(米)は3回転ルッツ―3回転トーループという難度の高い組み合わせだ。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)と村上佳菜子(中京大)は、確実にいくなら3回転トーループの2連続、攻めるなら3回転フリップ―3回転トーループと、組み合わせを変える。

 女子のトップで唯一トリプルアクセルを得意とするのが浅田真央(中京大)。フリーでは単発ジャンプだけでなく、2回転をつけてコンビネーションにする。ただ、トリプルアクセルを1回にして3回転―3回転を入れるという、より基礎点の高い構成にする選択肢もある。





■「技術」「演技構成」を採点 

 男女ともに2分50秒のショートプログラム(SP)とフリー(男子4分30秒、女子4分)を滑る。選手はプログラムに、ジャンプやスピン、ステップといった要素を組み込んで演技をする。

 審判は「技術点」と「演技構成点」の二つで採点する。

 技術点は、技術審判が判断したジャンプなどの難易度に応じた基礎点に、その技の出来栄えの評価(GOE)を加えて点数化する。

 演技構成点は、プログラム全体を5項目に分けて評価する。「スケーティング技術」「技と技のつなぎ」「演技力」「振り付け」「音楽との調和」の5項目を10点満点で採点。トップスケーターの目安は、7点台の後半から8点台となる。

 SP、フリーをあわせた合計得点は、難しいジャンプを組み込む選手が多くなったことなどから上昇傾向にある。五輪などの国際的な大会での優勝争いは男子では280点前後、女子では200点を超えるようになった。

■初実施の国別団体戦 選手起用に駆け引き 

 今大会で初めて実施される団体は、10カ国が出場。男子、女子、ペアのショートプログラム(SP)とアイスダンスのショートダンス(SD)の各種目を1人(組)が滑り、順位点の上位5カ国がフリーを滑ってメダルを争う。

 各種目の1位が10点、2位が9点、以下1点刻みで順位点が与えられる。SPの得点はフリーに持ち越されることはなく、フリーの得点だけで順位が決まる。最終順位は、SPとフリーの順位点の合計(最大80点)で競う。

 最大2種目まで、SPとフリーで選手を入れ替えることもできる。ただし、基本的に出場できるのは個人種目の代表選手に限られ、例えば、男子が1枠しかないロシアは、エフゲニー・プルシェンコがSP、フリーの両方を滑らなくてはならない。団体戦と日程が近いペアや男子は調整が難しくなる恐れがあり、選手起用に関しては、様々な駆け引きが繰り広げられそうだ。

 日本は、SPの男子は羽生、女子は浅田、フリーの男子は町田、女子は鈴木を起用するとみられる。ペアの高橋成美、木原龍一組とアイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(いずれも木下ク)はSP(SD)、フリーの両方を滑る。

 団体戦が採用された背景には2009年に始まりこれまで3回日本で開催された世界国別対抗戦の成功がある。日本は過去の国別対抗戦で3位、1位、3位。ただし、男子と女子が2人ずつSPもフリーも滑ったため、シングルの強い日本に有利だった。

 五輪の団体戦はペア、アイスダンスを含めた総合力の勝負になる。4種目とも実力者がいるカナダ、ロシア、米国が金メダル争いを繰り広げそう。日本はペア、アイスダンスのカップル種目でどこまで順位点を獲得できるかが鍵になりそうだ。



 ■ペア 力と信頼関係の妙技

 男女シングルと同様にSPとフリーをそれぞれ行う。シングルと異なるのは、男女2人のペアがどれだけ息の合った演技をするか。ステップやジャンプなどを同時に行うなど、2人の呼吸が重要とされる。

 また、男子の腕力を生かしたダイナミックな技がペアの魅力だ。男子が女子を頭上高く持ち上げるリフト、男子が女子を遠くに投げて、女子が回転して着氷するスロージャンプ――。ただ、力があるだけでなく、お互いの信頼関係があってこそなせる技だ。

 昨季世界選手権優勝のタチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)と今季のGPファイナル覇者のアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(独)が2強だ。

 ■アイスダンス ジャンプ抜きの勝負

 2分50秒のショートダンス(SD)と4分のフリーを滑る。SDはシーズンごとに課題のリズムが決まっており、今季はスウィング、チャールストンなどの三つ。フリーは各カップルの独創性が前面に出る。

 もともと氷上のボールルームダンスとして始まったアイスダンス。同じく男女で滑るペアとの最大の違いは、ジャンプがないこと。その分、スケーティングの質そのものが問われ、滑りだけで力強さや美しさ、音楽性などといったものを表現しなければならない。

 現世界王者のメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米)と2010年バンクーバー五輪金のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)の強さが際だっている。




団体戦について静香さんが解説してくれています。

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