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高橋、３大会連続代表「最高の演技が使命」／フィギュア
エキシビションで表現力豊かに演じた高橋大輔
全日本選手権で男子５位ながら日本フィギュア初の３大会連続代表に選ばれた高橋大輔（関大大学院）は２４日、「五輪はこれが最後。今回は自分のためというより、いろんな人の思いを受け止めて最高の演技をすることが使命」と意気込んだ。クリスマスイブは「（予定は）何もない。相手もいない」と女性ファンが喜ぶコメント。エキシビションでは『ザ・クライシス』を表現力豊かに演じた。
スポーツ報知http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20131224-OHT1T00109.htm
【フィギュア】大輔、小塚の思い受け止める！１３年は「難」
エキシビションのオープニングに登場した（左から）村上、高橋、浅田、町田、鈴木の各選手
フィギュアスケートのソチ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権から一夜明けた２４日、日本代表６選手がさいたま市内で会見した。女子３位で２大会連続五輪出場を決めた浅田真央（２３）＝中京大＝は年明けの始動に向け、「寝正月」で体力回復を誓った。休養優先で苦しんだ腰痛を治し、悲願の金メダル取りへ戦うコンディションを整える。男子３枠目の代表に滑り込んだ高橋大輔（２７）＝関大大学院＝は、今年を漢字の「難」で表現し、３度目で最後の五輪に挑む決意を明かした。
３大会連続の五輪切符となった高橋が“滑り込み代表”の使命を自らに課した。全日本３位・小塚崇彦（２４）＝トヨタ自動車＝との代表争いで、同５位で表彰台落ちしながら過去の実績から選ばれた。「すごくうれしいけれど、僕の場合、文句なしで選ばれたわけではないので、これからが正念場。五輪の演技で返すしかない。崇彦の思い、いろんな人の思い、すべてを受け止め、１００％、１２０％の演技を五輪でするのが僕の使命」と腹をくくった。
２２日の試合後、引退を覚悟していたことも告白した。「これで落ちていた場合は、それで終わりだったと思う」。ソチ五輪閉幕後の世界選手権（１４年３月２６～３０日・さいたまスーパーアリーナ）代表にも選ばれ、「あと２試合、現役はこれが自分の最後」と完全燃焼も決意した。
今年は右すねなどのけがを乗り越え、戦友・小塚との激烈な代表争いでは涙を流した。ラストスパートをかける来年に向け、高橋は今年の自分を振り返る漢字一文字に「難」と挙げた。「人生というか、生きていくのは難しい」としみじみと語った。
最後には「ここでやらなくてどこでやる！」と自分の尻をたたいて鼓舞した高橋。胸中に去来するは、もちろんソチでの大舞台のはずだ。
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