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フィギュアスケートの髙橋大輔くんへの
思いや気持ちを中心に書いていきたいと思います。




http://www.athlete-journal.com/figureskate/kensukenakaniwa20131124.html/3


五輪切符は誰の手に。グランプリファイナルに臨む日本代表3人の激しい争い
グランプリシリーズ最終戦 ロシア杯 男子フリー       元フィギュアスケーター 中庭健介


ショート2位の町田選手が、フリーで172.10点をマークし、7.63点差をつけられていたコフトゥンを逆転して優勝した。

彼の実力が証明されたフリーだった。確かにミスはあった。ただミスがあってもなお強しという印象だった。

ミスを最小限に抑え、そのミスを引きずらない。次のジャンプをきっちり成功させて、ミスの悪い流れを断ち切る。そして、彼がずっと声を大にして言い続けてきた「作品」としてまとめあげること。まとめあげるということが出来たのが、今シーズンの町田選手の一番の成長と言ってもいいだろう。

これまで、後半に思わぬミスをしてしまったり、前半のジャンプが決まらないと、後半がうまくいかずに試合を崩してしまうことが何回かあった。その結果、安定した成績を上げることが出来ないという。

ミスをしてもこれだけ出来るという、いい意味で計算の出来る選手になった。今までノーミスで170点に到達するかしないかの選手が、ミスがあって172.10点を出せるようになった。

グランプリファイナルのプレッシャーもあっただろう。シーズン後半になると調子を落とす、成績が安定していないなどと、おそらく言われてきたと思う。町田選手はこれを覆したいという思いもあったはず。その中でのこのような結果を出せたのは、非常に自信がついたと思う。

町田選手はグランプリシリーズを通して非常に安定していた。

世界チャンピオンのチャン選手に続いての2位通過で、堂々とグランプリファイナルに進出する。今年は自分からグランプリを取りに行くという気持ちで狙って達成出来た。これはオリンピックの出場争いを占う上でも非常に価値のある勝利。これから先、グランプリファイナル、全日本選手権とタフな試合が続くが、それを勝ち残って最終的にオリンピックのチケットを手に入れてほしい。

グランプリ最終戦を終え、グランプリファイナルの6人の顔ぶれが出そろった。グランプリでは若手の台頭があり、高橋選手、チャン選手が、「強いものは強し」を証明した。海外の新興勢力、ハン・ヤン選手とコフトゥン選手。これに日本を代表して町田選手、羽生選手が続く。

まずは、チャン選手にどれだけ近付けるか。オリンピックを前にした最後の対決。グランプリファイナルの表彰台に乗った最上位者はオリンピック代表に大きく近付く。

チケットを手にするのは誰になるかは読めない。読めないぐらいみなの力が均衡している。

日本男子、改めて強いなと感じるグランプリシリーズだった。




動画お借りします。


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