スタジオアイで働き出しの頃、初めての出
張カットに同行して行きました。
元々、興味もあったので、心はウキ②ワ
ク②でした。
お客様のことを把握しないまま、ご自宅に
到着。
カットするお客様の姿を見た時は、正直に
、、、、
衝撃でした。。。
どうやってカットするの。。。
私は、何をすればいいの。。。
脳性マヒのお客様でした。
名前はTちゃん。
私よりも年上。
先生はいつもと変わらずTちゃんに向かっ
て、
「こんにちは~

「元気だった

「今日も暑いね~」
と、声をかけていました。
言葉にならないけど、Tちゃんは応えてく
れます。
つくづく先生ってすごいなと感じました。
カットは4人がかりです。
お父さまはTちゃんを抱き抱え汗だく

お母さまは足を持ちお父さまをサポート。
私は頭を持ちました。
Tちゃんの体は時々、筋肉の収縮のせいで
すごい力で反り返ってしまいます。
どこまで力を入れて支えていいのかもわか
らず、私、何しに来たんだろう。。。
でも先生はTちゃんのご両親に、
「いずれは水戸に引き継げるよう、実習の
為に連れてきたので。」と、、、
、、、、、がんばります。、、、、、
何度か出張カットに行くにつれ、今では
カットしてる最中に笑いがあるとTちゃん
も一緒になって笑っています。
帰るときも、
「ありがとうございました。」
「Tちゃんまた来るね。」
と、自然に言えるようになりました。
逆にご両親の方からカットに行く度、
「大変でしょ?」
「またお願いしますね。」
「ありがとうございました。」
と、深々と頭を下げてくれます。
その度に私は車の中で涙


話し方や、接し方も簡単ではないけれど、
自分にいい刺激と、体験をさせて頂いてい
ます。
ありがとうございます。
それではまたぁ
