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今日は、乗馬クラブの定休日の上、天気が悪かったため、乗馬クラブへは行きませんでした。
山口にいるのに乗馬クラブへ行かなかったのは、何日ぶりのことやら……
午前中にクイーンの装蹄があったのですが、装蹄の日が決まる前に、車のタイヤ交換を予約していたので、そちらを優先しました
なお、タイヤ交換というのは、言うまでもないでしょうが、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えです。
スタッドレスが役に立つのは1年に1回あるかないかですが、急に雪が積もることもあるため、履き替えておいた方が安心していられます。
また、スタッドレスタイヤは、使わなくても耐久年数は延びないので、持っているなら履いておいて損はないと思います(若干の燃費落ちはあるかも知れませんが)。
さて、今回は『弓と禅』という本についてです。
この本は、大まかな内容は知っていたのですが、読んだことはなかったので、買って今まさに読んでいるところです。
内容をざっくり言えば、ドイツ人の著者オイゲン・ヘリゲル氏本人が、弓道を通じて禅を学ぼうとするのですが、西洋的な考え方と東洋的な考え方の違いから苦戦し、挫折しかけながらも、最終的に禅の神髄に辿り着くという感じです(私なりの説明なので、合っているかどうかはわかりません(汗))。
で、今回この本を記事にしたのは、読みながら、「この禅に基づいた弓との向かい合い方が、馬に乗ることにも応用できないだろうか?」と思ったためです。
さすがに、この本の著者のように禅の神髄に辿り着くことはできないでしょうが、何か一つの指標になりそうな気がしました。
「ブリティッシュの乗馬をやっているのだから、西洋的な考え方でやれば良いのでは?」と思うかも知れませんが、現代においては、西洋でも東洋的思想は結構取り入れられているので、乗馬でもそのような傾向はあるのではないかと思います。
この本が書かれた当時は、日本人の多くは禅的な考え方を無意識的にしている一方、西洋人にはその考え方は馴染まないものだったと思います。
しかし、徐々に、日本人は西洋的な考え方に寄っていき、逆に西洋人は東洋的な考え方を取り入れていっているように感じます。
これは、禅的な考え方に留まらずあらゆることに言え、日本が西洋より遅れていると言われることの多くは、元々の日本的(東洋的)思想が古い西洋的思想で上書きされたのではないかと考えます。
西洋的なものを取り入れることは必要ですが、日本的な大事なものを失わないようにしたいものですね。
それでは、今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。