つい先日、メールで友人とやりとりをしていたら、龍神様の話題になり
そのとき、私が産まれるときいろいろあった龍神様にお参りしたことはあるのか
と聞かれた。
確か中学生の頃、かれこれ30年も前に一度だけお参りさせて頂いたことはあったけど
それっきりだし、すでにその頃からお社は朽ち果てていたので、今は恐らくないだろうと返信。
そういえば、そのいろいろあったときに助けてくださったのが牛頭大王様だった
ことを思い出せてくれた。(失礼ながら記憶の片隅に・・・)
確かその詳細はかつてブログに記していたと想いますので、
知りたい方は、確認してみてください。
牛頭大王様は、本地薬師如来様とされていますが、スサノオ様と同一とされています。
牛頭大王様と言えば、八坂神社。その総本家は、京都の八坂神社です。
ネットで調べてみると、八坂社旧記集録に
「斉明天皇2年(656年)高句麗の使、伊利之使主(イリシオミ)が来朝したとき新羅国の
牛頭山の須佐之雄尊を祭ると伝えられる」とあるようで
つまりは、韓国より渡来した人々が日本に住みついて、自分たちの神様である牛頭天王を
祀ったのがはじめで、それがスサノオ様と習合したのかもしれません。
私を助けてくださった母の氏神様が牛頭大王様。
そして、今住んでいる町の氏神様も八坂神社の牛頭大王様。
しかも、一説によれば、その牛頭大王様を日本に勧請したのは、
遣唐使の吉備真備という説もあるようで、
なんとこの吉備真備は、私の故郷の出身で地元の英雄でもあります。
なんという、繋がりでしょうか。
いや、これは繋がりという軽い言葉で言い表せるものではありません。
ふとしたメールのやりとりで、自分のルーツを振り返ることができました。