11年前の夜、

余震に怯えながら

不安な夜を過ごしたことを

思い出します。

 

パパは渡米中。

高校生の息子と二人、

大破したキャビネットや

ひっくり返ったTVなどを

片付けました。

 

 

今夜は

キャンドルをつけて

静かに当時を思い出しています。

 

ロッキーが

我が家に来る前で良かった。

避難所にも連れて行けなかったし、

大きな余震に怯え続けなければならなかったので。

 

この地域は

遅れて被災地に指定されましたが、

その時の記憶が年々薄れている気がします。

 

家族で

静かにあの日を思い出しています。

 

木場弘子