こんばんは(^-^)


月曜はバタバタですね~


特に今日は雑誌の取材もあったので、


やっと今一息です・・・。


では、中日&東京新聞夕刊のコラムの


原文です! (6月2日掲載分)


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『雨雲レーダー』

何年か前に「埼玉に竜巻注意報」という速報を見て

とても驚いた覚えがあるが、最近は数え切れないほどの

雷雨や竜巻に関する情報を目にする。


雷に関して言えば、去年のこの時期の7倍。

過去十年で最多だそうだ。


先月は低気圧の影響で大荒れの日に

TVの生放送に出演するため飛行機で大阪に向かったが、

大雨のため奈良県上空で30分待機し、

ダメなら羽田に引き返すとういアナウンスに慌ててしまった。

以来、移動はより気象に気をつけるようになった。


以前から地元の天気をチェックするのに、

携帯電話のピンポイント予報は利用していたが、

それに加えて雨雲レーダーを毎日頻繁にチェックするようになった。

十分ごとと1時間ごとの2種類がある。


この予測によって助かったことはいくつもある。

先日は、最寄駅を走る電車が風で止まる可能性が高かったので、

こちらでの打合せを中止にした。


日常の生活では、風速によって洗濯バサミを1つから2つに増やしたり、

雨の降り始め予測によって洗濯ものを取りこんだり。

自転車通学の息子は更に細かく使いこなしているようだ。

レーダーを見て「30分なら大丈夫」と父親とランニングに出かけ、

雷が光った途端に帰宅。

見事10分後に激しい雷雨となり、父親を感心させた。


激変する天候には戸惑うしかないが、

できる限りの情報を得て備えたいものだ。


(木場 弘子=キャスター、千葉大学教育学部特命教授)