毎週月曜にUPしている
『ほぼ紙つぶて』ですが、
明日はバタバタしそうなので、
本日、UPします。
取材時の写真も間に挟んでみました。
木場弘子
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『新東名高速』
来週土曜に新東名が開通する。
御殿場JCTから三ケ日JCTまでの162キロ。
史上最長の作戦と関係者が言うように、
これだけの距離が一気に開通するのは最初で最後だろう。
慢性的な東名の渋滞緩和を期待したい。
(今回は与田も同行取材!)
先週、新清水から駿河湾沼津SAまでを視察した。
感心したのは、震災を踏まえてほぼ全てのSA,PAに
ヘリポートと自家発電設備を設置したこと。
道路の特徴は、今の東名に比べて、急カーブや急坂が少なく、
燃費の面では嬉しい。
(構造物は様々な建築賞を受賞)
ユーザーにとって1番の魅力は何と言っても
富士山が近いこと。今の東名に比べて約3キロ接近する。
裾野までしっかり見えてワクワクとした高揚感に包まれた。
そして、今回SAとPAに対する意識が変わった。
まず、清水PAのトイレ。
トイレに胸躍らせたのは初めてだ。
40を超す個室の数も圧巻だったが、ほぼ全てに何とオマルが!
男子トイレにもあって、子育て世代を意識している。
綺麗なパウダールームや更衣室も気分が良い。
(ホテルにいるような美しい化粧室)
(可愛いオマルがついています!)
(電光掲示板で空室がわかる!)
(女性好みの可愛い配色!)
次に、駿河湾沼津SA。山がちなルートの中、
ここは眼下に広がる駿河湾の眺望が美しい。
その景色を生かして、SAとしては珍しく2階建てだ。
そこで食事も楽しめる。
パンフレットで見た、器から溢れ出る海鮮丼をぜひ頂いてみたい。
(ヨーロッパの港町をイメージ)
出店の半分以上が高速初登場というから、
店舗を目当てに地元の方も訪れることだろう。
これまでは単なる中継点だったPAやSAが、
新東名では目的地へと大きく変わる予感がした。
(木場 弘子=キャスター、千葉大学教育学部特命教授)