一昨日から始まった東京電力の計画停電。
水もガスも使えないので
この上、電気が止まると辛いなあ~
と思っていたら
何と昨日の午前、直前に解除されました!
私の市は被災地に認定されたようです。
このような生活になって感じるのは
人の心の温もりです。
地震直後、避難所へと飛び出した私は
着の身着のまま
お財布すら持っていませんでした。
早朝のTV出演で、仮眠をしていたため
お昼を食べておらず
16時過ぎ、避難所の校庭で段々貧血状態に。
『何か温かいものを飲みたいなあ~・・・』
思い切って、同じマンションの奥さんに
千円札を借りて、コンビニへ。
学校にいる息子におにぎり3個とお茶を。
そして千円をお借りした方とそのご友人
自分に温かいコーヒーを3本買おうとしたら・・・
26円オーバー・・・
『何か戻します』
という私に、レジの若い女の子は
自分のお金を100円足して
『困っている時はお互い様ですから』
と全て持たせてくれたのです。
そう言えば、マンションに簡易トイレを作る時に
放送でボランティアを呼び掛けたら
すぐに若い男性が10人以上集まってました。
近所で人とすれ違う時もお互い
『大丈夫ですか?』
と声を掛け合うようになりました。
不便な生活の中
温かな気持ちになる機会がたくさんあります。
水の復旧まであとわずか。
みんなで乗り切って行けるよう頑張ります!!
木場弘子