10日ほど前の「ウェークアップ!ぷらす」に
電話で前原大臣が生出演して下さった。
テーマは北方領土問題。
私は以下のコメントがとても印象的でした。
『交渉の中でロシアの本音が透けて見えてきたのは、
安倍さん以降、こんなに交渉相手が代わるのでは、
誰と交渉したらいいのかわからない、ということです。』
この番組の前に歴代日露会談を調べてみたら、
ロシアのラブロフ外相は2004年3月から現職なのに対し、
この7年で、日本の総理は6人、外相は7人。
(うち1人は2度)これでは、腰を据えた交渉というのは
難しいだろう。
だからこそ、前原さんにはじっくりと長く携わって
欲しいと思ったばかりだったので、残念な気がした。
東京は朝から大雪。
何となく、今後の外交を考えると、不安な気持ちが募るニュースでした。
木場弘子