昨日は平尾台カップに参戦


今年で福中の外部コーチを引き受けて13年目

正式にコーチ登録される前に半年間、練習に関わったので丸13年は過ぎました

正式登録されたときに赴任してこられた池田先生と6年間一緒に野球部に関わらせてもらい中学野球のことを勉強させてもらいました

その池田先生が先週逝かれました

55歳でした

池田先生はぶっきらぼうで、生徒たちを溺愛するようなタイプではありませんでしたが、一生懸命取り組む生徒たちには熱く指導される方でした

2年目の生徒たちの時のことを思い出します

とっても仲良しグループで、貴之を中心にみんな一生懸命取り組む生徒たちでした

そのチームは決して能力は高くなかったのですが、一生懸命練習した結果、夏は戦えるチームになりました

そして夏予選リーグの初戦は第一シード日の里が相手、延長の末、勝利!!(実は相手は後に福工大城東で甲子園に行った選手が二人いました)
続く試合では城山中に雨のため5回コールドで敗れるという不運な目に会いました(こちらの相手にも城東の4番で甲子園に出ることになる子がいました)
結果、このリーグは1勝1敗の三つ巴になり、抽選で外れを引いた、うちと初戦で破った第一シードのタイブレークで勝ち抜けを決めることとなり、サヨナラ押し出しで負けました
(タイブレークでについては議論がありますが、ボクは基本、野球ではないと思います)


この時、池田先生が涙を流して生徒たちに最後の言葉を贈ったのを忘れられません
悔しさを表に出されました

6年間一緒に過ごしましたが後にも先にもこの一度だけです

そのことを当時の生徒たちに、先生が亡くなる前に伝えておくことができたのが、救いでした

その卒業生たちは先生の病床にも駆けつけてくれたようです

7月の中体連を見にこられて、いつものように冗談混じりで笑顔を見せてくれた池田先生
あっという間に逝ってしまわれました

僕はお礼を言うことができませんでした

葬儀には参列できましたが、ボクのお礼の言葉は届いただろうか
どうか安らかに、あっちでも野球について語っててほしいです

これからも先生から教わった物を活かして中学野球と関わっていきます

本当にありがとうございました