前回に引き継いて
財閥など企業オーナーの一族は
「甲」として絶対的な権限を持つ。
中間管理者は
オーナー家の前では「乙」だが、
自分より肩書きが低い社員の前では
「甲」となって権限を振りかざす。
社長第一主義の韓国では、
オーナー家や社長は絶対で、
逆らうことは許されず、
まずは社長の言動に、
次に上司の言動に気を配り、
細心の注意を払わなければならない。
我が国でも同じようなものではあるが、
財閥国家であるが故に
甲乙関係が極端で
地位の高い者が
下の者を酷使するのは、
ナッツリターンや水かけ事件が
その顕著な例である。
また彼女らが批判を集めたのは、
激昂ぶりもさることながら、
その責任を他者へ転嫁し、
自らの罪を認めなかった事でもある。
これは
立場が上の者が間違っているというのは
都合が悪く、また罪を認めれば犯罪者となり、
不名誉な人生を送る事が確定しているからで、
韓国の歴代大統領が、
在任中の功績も無視され、
いくつかの罪で逮捕される事にも見てとれる。
韓国人大使による
パワハラ事件も
この甲乙思想によるもので
「何故、甲が乙に謝らないといけないのか?」
「甲が乙に命令して何が悪い?!」と
パワハラと認識していない事が原因である。
また
「甲乙」は日常生活にも浸潤していると言う。
はじめて会った韓国人は、
相手の年齢を聞きたがるのが
その例である。
年長者が甲となり、
年少者は乙となり、
相手の言動に気を配るのだそうである。
つまり
その昔、
儒教の解釈を
都合よく社会に引用したものと思われる。
