我が家、奥山家は、おウチにめっちゃこだわってます。
機能とかそんなじゃなく、
中、インテリア、空間、雰囲気、です。
どんだけワクワクするか、
どんだけテンション上がるか、
どんだけ楽しいか、
どんだけ癒されるか、
とにかく家にいて非常に気分がイイ、コレ最高。
そんな空間を作ってはニヤニヤするジャンキーみたいなもんでして
でも、元からそうだったかというと、私はむしろ逆の方向に突っ走っておりました。
私は、仕事命、効率命、外側の評価命、人からどう見られるか命、で、『部屋は寝れればいい』だけの人間でございました
今思えばめちゃくちゃ頑張ってたのに、自分以外の全てが素晴らしく見えてて。自分が常に劣って見えてて。
だから、完全に自分の、外へ。外の世界に喜びとか楽しみを見いだそうと、躍起になって仕事に、遊びに行っておりましたのです。
休みの前日に家にひとりでいるなんてあり得ない、そんな日がありそうな時にはバイトでも何でもして朝帰りして、家はくたばる時だけ居るwwww
ガス欠で止まるまで気づかず走り続けるクルマのような、ホントにそんな感じでした。
そんなダメ女が偶然出会ってしまったのが
超絶引きこもりお家ラブ❤︎な今のダンナさんw
彼は埼玉の、ごく普通のアパートに住んでおりました。
埼玉の、ちょっと部屋数多いかな、くらいの古いアパートの1室、それが、『ここはどこのSHOPですか?✨✨』ってくらい作り込んでおられまして。アーティストさんな事もあるからでしょうけど、
正直めちゃくちゃショック受けましたw
人が見ない家の中にお金と労力かける選択肢が、その時の私には全く無かったから。。
元々はあったんです、中学生くらいまでは自分のいる空間、めっちゃ作り込んでた。(米米CLUB大好きでポスターやら切り抜きだらけでしたwその空間にいるのホントに幸せだったっす)
高校の時はインテリア雑貨が、特にレトロフューチャーな照明とかめっちゃ好きで、バイトしては買って喜んで部屋に飾ってました。ラバーライトとかマースロケットとかね✨
それが、いつしか、年を重ねるごとに二の次、三の次に後回しになって。どうでもいい、ってとこまできて。
身体を休める場所を蔑ろにした結果、心の居場所までもが無くなって、いつも不安定でイライラ、ハイな時と、鬱な時の差がすごかったw
だから、埼玉の彼のおウチに初めてお邪魔した時は、びっくりしました
お店じゃない、普通のおウチがここまでステキになるんだって。
そして、彼、BECOOLさんの方も、あまりにも無機質な、ホントに寝るだけの装備の、ほったて小屋の様な、生きる為の必要最低ラインの私の生活スペースを初めて見たとき、
よっぽど悲惨にみえたんでしょうか、
ショックで、
涙してましたwwww
その時の状態がコチラw
そんな二人が夫婦になりまして、富山で一緒に生活することになりまして。
そこで私の運命を変えた、というか、自分の居場所を整える大切さを思い出させてくれたのが、
埼玉の彼のアパートにあった古い食器棚でした。
お義母さんのお嫁入り道具?だったか、とにかく古い、けど、なんだかステキな造形で。
捨てる予定だったのを、
『これこんな感じに塗り直したら絶対イイ』
ってふと、ホントに、ふと思ってしまって。
そして富山に運んで、
初めて自分でペンキ塗りをしまして。
そこから早5年w
砂壁の補修やら、漆喰やら、ペンキ塗りやら、気づいたら夢中でやってる自分がいましたw
もう、ね、楽しすぎて好きすぎてw
時間があっという間に過ぎるくらい夢中になることって、今世は見つけられ無いんだろうと思ってましたけど、見つけてしまいました
これ、仕事にしたい
って思ってしまったw
思ってしまった、というか、自分の好きな事に気づいてしまったとです。
それもこれも
ダンナさんのせい(おかげ?)ですねw
長くなりました
次からようやくメキシコ🇲🇽エピソード①w
になります
キッチン、えらい事なってきますw