我ながら、cubeさんにはかなり貢献してるよな~と呆れてしまう程通いまくった『戯伝写楽』が、終わってしまいました

まぁ、劇場で耳に入ってきた
A:「結局、何回観たの?」
B:「一度だけ来られなかった日があるけど、あとはほぼコンプリートしたわよ
」という程ではないけど…

スゴ過ぎるでしょう


最後も、さとし@十さんが客席から登場して立ち止まる近くの席で、間近にガン見しつつ、キャスト勢揃いして顔見せ的に並ぶ格好良い幕開きにワクワクo(^o^)o
全員出て来て格好つけて並ぶのに、歌うのは十さんとおせいちゃんだけという何だか贅沢な(?)な瞬間が好き

与七さんと十さんの掛け合いは相変わらずテンポ良くて楽しい


与七さんを「よろく」とか「よなな」とか呼び掛けて遊んでたところで今日は「おい、与七!」とふつーに呼び掛ける十さん
ちょっとズッコケそうになりながら十さんに寄ってくと「ここはボケるとこちゃうんか?!」とか「ボケてくれなあかんやん」とか呟く与七(笑)
最後の挨拶では、涙ぐみながら「ホントに大変だった」と言ってたしょこたん@おせいちゃんも、ここの受け流し方がテンポ良くスムーズで感心したものです

大道具の転換では黒子さん達がせっせと動かしてたり、パネルを倒すと浮世絵やさらし台が現れたりとアナログな感じも江戸情緒を壊さない雰囲気で良い感じだし、江戸の話なのにロックありボサノバあり、歌麿先生はちょっと演歌ぽいのもあり(笑)
着物姿でツイスト踊りまくる江戸庶民とか、不思議な多国籍風音楽の生演奏も、毎回楽しみでした

初演では、コングさんとかあゆみさんとか強烈な個性の方がいたけど、今回は特に目立つキャラのいないアンサンブルさん達が、良い意味でまとまってる感じでしたね
「最後に、一人ずつご挨拶をー」とさとしさんが言いかけると、すかさず「いらん!」と手を振りながら言い切る村井パパ(笑)
「ーと思いましたが、時間もないので」と代表挨拶のみになったけど、結局皆パラパラしゃべってましたね

ずっと「新卒のぺーぺーだろうと年期の入ったベテランだろうと、患者側から見れば一人の看護師。未熟だから失敗しました、ごめんなさい!だの、不馴れなので見落としました、すみませんーでは済まされない」という厳しい世界で生きてきたので、、、
二十歳そこそこの小娘ならいざ知らず、三十路も越えて主役級の役をやりながら「ベテランに囲まれて、私なんか…」と言い続けるのを見ると、正直イライラしてしまう自分もいるわけなんだけど(笑)
まぁそういう世界なんでしょうね
目を潤ませながら大変だったと語るしょこたんに、こちらもつられてウルウルしながら観ておりました
そんなしょこたんを見ながらさとしさんにいきなりコメントを振られた小西くんの「(8年ぶりの再演)やって良かったと思いますね」
二人の雰囲気にふと、ブラメリポを思い出したり

さとしさん、「再々演がやれるかは、お客様の拍手次第です!」と言いながら「じゃあまた8年後にね
この顔触れで」って…お互いに顔を見合わせながら「まだ出来る?」とか言い合ってる中、「俺はもういないかも」って、村井さん…笑いにくいから

残りの地方公演は、久留米・名古屋・兵庫ー
ん?
なぜ、他は市の名前なのに兵庫は県名なんだろ?