さて、四人目シンさんでーす。

シンさんはですね、
ハッキリ言って本命です!

オウバさんで回しているときから、
これは好みだ!
と思っていましたが。

どう考えても、カヌチストーリー全体的には
脇を固めるだけ配置のキャラにみえたので、
そんなに早くやらないほうがいい。


ウキツにくっついているハヤノくん
も好みっちゃ好みなんですけど、
シンさんは、わたくし個人に対する罠としては、
完璧だなって感想です。


まず、声ですねー。

明らかに演技が嘘臭えんですよ。

まあ、年齢高めのお兄さんキャラで、
本音と建前もちゃんとできるスタンスのオトナです。
それが隠し事をしている設定なので、
嘘臭えのは正しいのです。

年齢などその上を行くはずのオウバ隊長は、
実は初恋の頃のトキメキを忘れられない、
素の性格も純真なタイプみたいなんですよね。

比較すると、シンの方がよくも悪くも
オトナなのかもしれません。
剣士の能力も、若さと熟練のバランスの良さ以上に、
隊長より実力が上なのかも。

オウバさんが一番上なポジかと思ってたんで、
ちょっと不意打ち突かれました。

その上CVの相沢正輝(まさき)氏は、
吹き替えの仕事が多い声優さんなので、
そういう声優さんがアニメ向けに合わせて演技をしている感じもツボ。
もちろん、シンというつかみ所無いキャラの演技している上で、重なってツボ。


オウバさんCVの乃村健次氏も、吹き替え派だけど
アニメもいける派だしなあ。
お年も相沢さんのほうがやや上なんで。
十二国記でいうと、相沢さんが延王尚隆でノムケンさんは浩瀚だしなあ。
ちょっと相沢さんのほうが奥行きあるんですよね。
シンは軽い性格ですが、裏に重荷を隠した深い感じになってます。

まあ、表向きにはだいぶチャラいっすけどね。

正直、声の格で行くと、
ヤスナ側のコトヒラ王に討ち入りに行けそうですわ。


とは言いつつも、
相沢まさきさんで一番好きなのって、
たぶん私、銀魂の落さんだわw
一人ずつ纏めるつもりだったが、
続いてしまいました(^▽^;)


ハヤノくんお騒がせ姫様アサトちゃんの存在感
に底上げされた感もありますが、
ウキツルートは結構よかったですよ。

ちょっと、へたれてめそめそしてるとことかね。

クラトくんよりも沈没している感がありますが。
まあ、前半のツンツンからのデレへと通じる
布石がちゃんと敷いてあるなーっていう、
納得感はアリでした。

前半でのツンは、
ナルホド強がりという裏返しだったんだな。

ハヤノくんには素直にお兄ちゃんぶってたけど、
アキちゃんには甘える、
メンドクサイ21歳ですね。

そう考えると……
クラトくんと喧嘩してるのも、
ただの甘えん坊?ヘ(゚∀゚*)ノ


あと、何気にいちばん隊員同士の絡みが濃厚かもしれない。
クラトくんとは仲悪い風で、タイマンあり。
ミトシくんにも、悩みの原因みすかされてタイマンあり。
シンさんとは、酒飲みでつるみ、やや矢印を出す感じ。
オウバさんはね、隊長だから当然ね。

更には、ヤスナからの怪しい覗き屋・サナトさんとも、
がっつり一番のからみ!

途中で消え去るセリちゃんとも、
オラオラで絡み合う!

クラトルートより全方位で、
見渡し易いキャラなんじゃないかって、思いました。





3周目なんで、だいぶ理解ができてきた。
でも、ちゃんと設定はされているけど、
実際のゲームに落とし込まれる際に、
組立が寸断されてる感は、やはり強い。

一周回るごとに解消されていくその印象は、
テキストの消化量につれての愛着が増えるから
というだけではないと思う。

「謎」は物語のスパイスなので、必要!
更に、各ルートがいわゆる「金太郎飴」にならないためには、
「謎」を被らないように配置することも必須!
でも、
「欲しい説明」もぜんぶ「謎」にして隠すと、
訳が分からない。
ルート毎のカタストロフィーが小さくなりますね。



一例としては。
タカマハラ王立警備隊の人たちって
国内でも、けっこ「殺気走ってる」設定みたいで、
正規軍である「軍部」とも、更に温度差がある感じ。
なんですけど。

オウバさんは軍部出身で年齢的に落ち着いてる一方、戦歴に一癖ある風。
ウキツは、がさつの一言では収まらない、波落戸感ありあり。
シンは、隊一番の強さで、つかみどころなしと紹介されている以上に、
まだなんかある感じ。
若い二人は、入隊が浅いので「警備隊」っぽさをあまり出していませんが。
なんだかんだで、みんなキレるとすぐ殺す殺す殺せ殺せ、言う。
一般人にも、すぐやる。


一方で、タカマハラの軍事は
ヤスナ陣からは「ぬるい」と言われる。

揃いのお仕着せもあるお飾り団のようであり、
生きた壁なだけの影武者親衛隊ともいい、
その癖に隊員同士で問題解決に刃を交わす。


戦災孤児であるアキちゃんにとっては、
ふれあう彼らがどういうスタンスの武力集団なのか?
ってのは重要なポイントだと思ーう。

二千年前の古代人である、
カヤナちゃん同じ土俵でやりあえる警備隊員の殺伐さ
というのが肝なんでしょうけど……。
ちょっと分かり難い。

そのへんが1・2周目で悩ましい感じだったんすけど。
ウキツとの絡みで、
命のやりとりをアキちゃんが嫌がるという
具体的な会話が出てきました。

このアキちゃんの感情は、
序盤で丁寧にやって欲しいテーマだった気がしますねえ。




ウキツくんは、ちょっと大変なひとですね。

荒くれ者で攻撃的で、序盤から
アキちゃんへのツンツン度がもっとも高いです。
第三者を介さないと、会話が成り立たない。

そういうのがご褒美になる人以外とは、
なかなかフラグが立ちそうにありません。
私も実は、5番目以降に攻略すればいいやと思っていました。

そこいらを緩和して会話を進めるためか、
ちょっとぼーっとした連れハヤノくんとともに登場です。


このハヤノがいろいろツボだった。





まず、髪が青い。(←個人的嗜好)

天然ぽい。
(←個人的嗜好)

そして、良い声。
(←個人的嗜好)



気になっていたので、
オウバさんクリアした後にエンドロールで注目していたら、



鈴村健一さんでした。



カヌチは結構、舞台よりな俳優さんも多いキャスティングで、
全体的にそれほどキャラキャラっぽくはない芝居に聞こえるのです。
台詞もバリバリには、キャラ立ててない風ですしね。
(昔はそうだったってことかなー?)

だもんで、自然にドラマの流れとして聞き送っていたのですが。
なんか無意識に聞き耳立ってるって事でしょうね。
我ながらびっくりしたよ。


このハヤノくんの正体をにじませつつの演出で、
話は進みます。
ウキツ個人のミステリー、彼のいらいらの原因は、
実は「カヌチ」の要素の中でも大きなものでした。
タカマハラに関係する、カヤナ、クガミの抱えるものと同じくらい。

そういう意味では、
クラト以上の主人公補正を受ける素養はあると思われるのですが、
「逃れし者」という星からの厭な二つ名(むしろ苛めネーム)のせいで、
ひっくり返って、ただのヒロインです。

敵国ヤスナよりの魔の手サナト
粘着されまくり。


ほんとのヒロイン連中よりも先に狙われとるがな。







それは、さておき。
このハヤノくんの存在は、
個人的な嗜好の問題を置くとしてもGOOD!

というのは、王立警備隊のみんなは普段、
街に居ないんですよね。
一方、ハヤノくんアキちゃんと近い生活環境に居るので、
正体は不明な彼ですが、親近感かなり生まれます。

警備隊の皆さんと顔見知りになる頃には
出番がなくなるセリちゃんの、
その後を継ぐようなポジション取りのハヤノくんですね。

年齢が年下の14歳設定ぐらいだったら、
「僕がこの街では先輩だから、案内してあげるよー」
みたいな、
乙ゲーによくあるガイドキャラだったですかね。


警備隊のメンツはそういうのしてくれないですから。

そういう意味でも、ウキツのシナリオにだけ
くっ付いたキャラでなく、他のみんなとも
相性よかったと思うんですけどねー。
共通エピソードでヨカッタ気がするる。