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舌癌と家族と私

2015年4月 36歳(後厄)に舌癌になりました。5月に手術で部分切除。一応フツーに暮らしてます。

2015年5月8日

手術当日


手術なので朝飯抜きです。いやー腹減ってくらくら。

そして手術着にお着替え。
後で恥かいたんですが、この時に下着は脱がないといけなかった模様。ちゃんと言ってくれないと分かんないっすよね… あ、パンツは可です、舌の手術だから。他は知りません。
心電図とかつける関係ですね。

その後に診察がありました。(入院患者全員、毎朝診察するんです)



そして実の両親と旦那が到着。
万が一ってことがあるので手術中に一人は身内が控室に居ないといけないようです。
旦那がひょっとしたら来れないかも?(こんな時に限って仕事がブッ詰まってるもんです)という心配があったので両親にお願いしてありました。

どっちも元気な両親には心配をかけてしまいましたが、言わないわけにもいかないので・・・
特に母は神経質なので私以上に心配してたと思います。




いよいよ手術室へ向かいます。指輪やネックレス、装飾品はすべて外して。メガネもだめなのですが見えないなら良いよ、あとで預かっておくからと。何とか見えるので置いていきましたけど、なんと手術室まで歩いて行ったんですΣ(゚д゚;)

TVとかだとベッドごと運ばれて行くじゃないですか。
どうやら現実はちがうのね。症状にもよるんかな?


控室の両親と旦那に「じゃ!行ってきます!」と挨拶しトコトコと向かう。なんか変な感じでしたが、仰々しく運ばれていくよりは良かったかな。


オペ室まで看護士さんと一緒に。スゴイっすね!とオペ室を見てつい言ってしまった私。その後はドラマみたいだわ~と一人感心してみました。やっぱメガネして来れば良かったと思ったり(笑)


そして手術台に乗る(もちろん自分で)
上にはあのいっぱいライトのある照明器具。
医師、看護士、麻酔技師・・・手術っていっぱいの人が居るんだなぁ~
急に緊張してきてたのですが…

手術スタッフ「あれ?下着つけてる?」
私「え?」
病室からの看護士「あ、確認してませんでした」

点滴用の管を一度(途中から)外して貰って、慌てて脱ぎましたよ。下着とブラを一気に。
バッッとやられて心電図用の器具をペタペタ貼られるだけより、皆の前で脱ぐってかなり恥ずかしい。良く考えればそうなんですけどね、そうだよね器具とかつけるよね、でもでも…(´・ω・`)言ってよね~


いざ鎌倉!じゃなくて手術開始です。
麻酔を点滴から?呼吸マスクで入れられたのかな?
「声に出さずに10数えてみましょう」
と言われ、10どころか5くらいで意識が薄れました。


麻酔も効きやすい人と効きにくい方が居るようです。意識があるうちに切開されたら恐ろしいモノね。そんなわけないか。


気がついた時は病室のベッドにせーのと、声をかけながら乗せられているときでした。
まだまだ意識朦朧でして、なんとなく
「手術は無事終わりました、綺麗にとれました」
とかなんとか両親たちに説明していました。

手術室に入ってから2時間半くらいで戻ってきたって話です。

ぼーーーとしてますがコクンと頷ける程度に反応はできて、しばらく様子を見ていてくれたみたい。

無事手術は成功いたしました。


つづく


4月に自分の舌癌が分かった後、実家に子供をつれて遊びに行っていた時の事。

たぶん末の頃かな?

何気なく見ていたTVで今井雅之さんが大腸がんを発表していました。

え?これが今井さん???と疑ってしまうくらい別人に見えました。

この後、そう遠くなく亡くなったかと思います。


そして最近では川島直美さんが胆管癌で発表してすぐ位になくなりました。

川島さんは抗がん治療を拒否されたとか… それはそれでスゴイ決断だと思います。最後まで『女優』を通したのも立派な考えだと思います。


同じころに北斗晶さんが乳がんで手術、放射線治療に入るというニュースもありました。

こちらは手術も無事成功されて、ホントに良かったと思います。

毎年定期検診をしていても見つからなかった乳がん。

ホントに『がん』て降ってわいてきたんじゃないかと思うくらい突然やってくるんです。


今や二人に一人は癌になるそうです。

食事、生活習慣に原因があるというお話をされる方もいます。

それは否定しません。


私の舌癌はなぜなったか?原因は不明です。舌ガンの場合、歯並びや異物(詰め物)による、慢性的な刺激も考えられるそうです。
私、歯並びは悪い方ではないのです…。虫歯の治療跡。分かりません。何なんでしょう?

誰もが健康な生活を送る為、それ相当に食事に気をつけて、健康管理に気をつけて、運動は適度に・・・。できますかねぇ(苦笑)


食べ物は安全を考えたら自分で作るしかないんじゃないのかなぁ。野菜は無農薬?

ショックだったのは去年まで叔父さんに貰っていた果物は使って無かったそうですが、市販のものには成長促進剤が使われていたってこと。早期物に不信感…( ̄▽ ̄;)


その食べ物って絶対安心???
考えすぎると何も食べられなさそう(´・ω・`)



来月、親子マラソンに挑戦するので適度(?)に訓練中~体力低下に歯止めがかかるかな。 うん、こりゃ適度な運動ですねw



以上ボヤきによる久しぶりの投稿でした。(°▽°)
うっかりと間が空いてしまいました。病気かも?と、心配でこのブログにたどり着いた方が居たかと思います。(メッセまで貰っちゃた 汗)おいおい、この程度でヤバイのかよ!と、不安をあおってしまっていたらすみません(^_^;)  大丈夫です!元気ですヾ(@°▽°@)ノ 
病気は早め早めが肝心ですよ!気になったら病院へGOです!!


2015年5月7日

世間はゴールデンウイーク明け。

8日に手術の為に前日入院いたしました。

入院手続きってのは意外と時間がかかるものなのですね。知りませんでした。

ちょいと終わらせて、旦那さんには仕事に行って貰おうと思ったら甘かったです。


受付して、栄養士さんと食事の話をしました。どうせ食べられなくなるのに朝はパン食がいいかご飯が良いか…w
アレルギーなどの絡みもあるので仕方ないようです。
私は花粉症持ちなのですが、年々色々なものでアレルギーの症状が出るようになってきました。喉がイガイガして痒くなる程度なので酷い方ではありませんが、なるべくなら避けたい食品はお伝えしました。

その後病室に。

身長体重、血圧をチェック。
驚いたことに去年より1cmも背が伸びてました!姿勢に気を付けてたんですよ~!ま~どうでもいい情報か(°▽°)
体重は舌の痛みもあって食事量(間食)が減ったせいで通常より痩せてました。(きっとこの頃くらいがちょうど良い)


先生が来ると言うので旦那さんも一応待機・・・してましたが昼食とついでに一仕事してから戻って来ました。

病室に入ったけどどうして良いかわからずしばらくウロウロしてたんですが、落ち着いてゆっくりしてりゃ良いんですよね。体は健康そのものなので落ち着かなかったんでしょう。(笑)


午前中の入院でしたので、昼と夜は普通にいただきました♪
これでしばらく固形物は食べられないだろうと噛み締めながら・・・


子供達とも離れて一人ベッドに寝る。かなり寂しく感じた初日。明日は手術。全身麻酔には少しビビっておりましたが、よく眠れました!案外図太いな私!と思ったような思わなかったような・・・



つづく!