今日出社途中
駅まで歩いていたら
友人に会った
その友人も歳の差夫婦
ご主人がワインバーを営んでて
私も夫と行ったり
一人で飲んだり
いつの間にかご主人より奥様と仲良くなった
ご主人が癌を患って
私の夫も患って
お互いしんどいねと言ってて
私の夫が亡くなったと
報告しづらくて
少したってから
お店に行ってご主人の症状が
落ち着いてることを聞いて
やっと報告した
私は看取りをしたけど
あなたはまだ支える相手がいる
でも
支えるのってしんどいから
弱音吐きたくなったらいつても連絡して
そう言って
お二人に見送られて
お店を後にした
最近お店がずっと閉まってたから
嫌な予感はしたけど
今日会って
2月に亡くなったと
教えてくれた
まだしんどい
と言ってた
3年経とうとしてるけど
私はまだまだしんどいよ
死別の苦しみは
味わった人しかわからない
飲もうねと
約束してわかれた
なんで癌はこんなに残酷なんだろう
歳の差があれば
先に旅立つことは覚悟してる
でも
まだまだ一緒にいれたはず
悔しくて
悲しくて
今日は仕事中ずっと気持ちが落ち込んでた
今日はワインを飲んで帰ろうと思う
彼を偲んで