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ニッポンフューチャーのチャイナエンタメ!


(C)WANDA MEDIA CO.,LTD. AS ONE PICTURES

(BEIJING)CO.,LTD.CHINA FILM CO.,LTD

 “DETECTIVE CHINATOWN3”

唐人街探偵 東京MISSION


ニューヨークで難事件を解決した中国警察学校の学生チン・フォン(リウ・ハオラン)と叔父で探偵タン・レン(ワン・バオチャン)は、探偵アプリ「CRIMASTER」で知り合った日本の探偵野田(妻夫木聡)からの協力要請を受けて日本に向かう。ニューチャイナタウン開発に絡む抗争で東南アジア商会のボス(イルファ)殺害の容疑者とされる黒竜会トップ渡辺(三浦友和)の無実を証明しろという依頼にチンは第一発見者の小林(長澤まさみ)がカギを握っていると睨む。



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 “DETECTIVE CHINATOWN3”


中国映画のよう。舞台が日本で、日本人俳優も多数出演。それだけで十分気を引いたが、スクリーンはスルー。だって…なんちゃって日本、申し訳程度の出演…そういう映画に何度泣かされたか。トラウマレベルだよね。ネトフリで見つけて初見。


中国のライトミステリーでシリーズ3作目、というのは最近知った。「わかんなくてもいいか」と半ば自暴自棄で過去作未見の初見。…ふふふっ…ないない…ほらね…お?…ガハハ…え?…ハラハラ。ちょっと待て、これ、めっちゃオモロイんですけど!



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 “DETECTIVE CHINATOWN3”


前作「ニューヨークMISSION」にも野田は登場するらしい。出演は多くないが、野田がタンとチンを東京に呼ぶシーンで終わる。つまり前作ラストから直接つながっている。過去作キャラも出てくるが、ストーリーには支障ないようなのでご安心を。


タン、チン、野田の推理で繰り広げられるストーリー。そこがちゃんと作られているので感心。渡辺、小林、刑事の田中(浅野忠信)、指名手配犯の村田(染谷将太)らがガッチリストーリーを形成。「申し訳程度の日本人」なんて言わせない。



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 “DETECTIVE CHINATOWN3”


主演はワン。お調子者探偵が本作をかき乱す。間違いなくワンのキャラがヒットの要因。相棒の頭脳派役がリウ。謎解き+イケメン担当。第三の主役に妻夫木。もはやシリーズに欠かせない存在感。タイの探偵はトニー・ジャーなんですね!


国際俳優浅野はシリーズ通しての重要キャラになりそう。染谷とリウは「空海」でも共演。三浦・長澤がよくある話ながら泣かせる。東京MISSIONの核だ。鈴木保奈美が二役で(笑)。あ、奥田瑛二だ。あ、酒匂芳だ。アンディ・ラウはラスボスか⁉︎



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 “DETECTIVE CHINATOWN3”


調べてみると、日本政府肝入りの海外映画ロケ誘致プロジェクト適用なのだとか。浜離宮だし龍Q館だし、ね。お馴染み足利の渋谷スクランブルセットも「今際の国のアリス」「サイレントトーキョー」と本作の共同出資で作られたんだって。←初耳


まるで日本映画みたいな中国映画。こんなに日本フューチャーだったとは…甘くみ過ぎていた。これなら過去作も期待していいかも。過去作のネトフリ配信…がない〜(泣)←2023年9月28日現在



 DATA

監督・脚本:チェン・スーチェン

出演:ワン・バオチャン/リウ・ハオラン/妻夫木聡/長澤まさみ/浅野忠信/トニー・ジャー/染谷将太/シャン・ユーシエン/秋山成勲/ロイ・チウ/六平直政/酒匂芳/イルファ/シャオ・ヤン/チャン・チュンニン/奥田瑛二/鈴木保奈美/アンディ・ラウ/三浦友和



hiroでした。



空海←でリウと染谷くん共演


今際の国のアリス←渋谷のセットつながり


ワイスピ3←妻夫木出演の海外作品