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ケイト・ビショップ登場
ホークアイ
クリスマスを子ども達と一緒にニューヨークで過ごす元アベンジャーズのホークアイことクリント(ジェレミー・レナー)。同じ頃、あるホテルのオークション会場でトラブルが発生し、伝説の暗殺者ローニンが現れる。かつて自身がローニンを名乗っていたクリントは不審に思い、調査に乗り出すが、ローニンのスーツを着ていたのは、母の再婚相手を探っていた少女ケイト(ヘイリー・スタインフェルド)だった。
ブロードウェイミュージカル「ロジャー」(笑)で華やかに幕開けするMCUドラマ第4弾全6話を一気見。「エンドゲーム」でのナターシャの一件で心に深く刻まれた傷。それを癒すために家族と過ごすクリントが物語の中心。
そんなオジサンに吸い寄せられるように集まるのが若い女子。ホークアイに憧れる弓の名手ケイト。暗殺者ローニンへの復讐に燃える武闘家マヤ(アラクア・コックス)。ナターシャの妹エレーナ(フローレンス・ビュー)。マーベル女子会開催。
ホークアイとしての「責任」を全うするクリント。その姿が物語の背骨なら、肉付けしているのは間違いなくケイト。アベンジャーズチルドレンのリーダーになりうるキャラクター力。若手実力派筆頭スタインフェルドの存在感あってこそ。
「ブラックウィドウ」のラストからエレーナの本作登場は既定路線。観れてよかった。マヤは本作からのスピンオフドラマ「エコー」の配信が決定。ホークアイのケイト、ブラックウィドウのエレーナ、エコーのマヤは今後も何某か絡んでくるのかな。
クリントの妻ローラ(リンダ・カーデリーニ)にも注目。作中、ちょいちょいナターシャを知ってるようなセリフ。「エイジ・オブ・ウルトロン」でクリントの娘がナターシャと「再会」してる場面があり気になっていた。そういうことか!
ラスボスのキングピン(ヴィンセント・ドノフォリオ)は「デアデビル」のキャラクターらしい。やたらと強いのだが、何か理由でもあるのか。今は「ディフェンダー」系シリーズまでは手が回りそうにない。余裕があれば「デアデビル」だけでも…。
異星人もモンスターも超人も出てこない。クリントはじめみんなが生身の人間。SF要素は薄い、どちらかと言えば犯罪モノ。映画シリーズのようなスケールはないがアクションとして楽しめる。クレジット後には素敵(?)なプレゼントもある(笑)
何より、これからいろんなところでクロスオーバーしそうなキャラが次々登場。これを観れたのはラッキーだったかも。さあ、クリントはクリスマスを家族と共に過ごすことができるのか⁉︎
DATA
監督:リース・トーマス/原案:ジョナサン・イグラ
出演:ジェレミー・レナー/ヘイリー・スタインフェルド/アラクア・コックス/フローレンス・ビュー/トニー・ダルトン/フラ・フィー/サイモン・キャロウ/リンダ・カーデリーニ/ヴィンセント・ドノフォリオ/ヴェラ・ファーミガ
hiroでした。