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ハラハラドギドキは前作以上

トゥームレイダー2


ギリシャ、サントリーニ島でパンドラ伝説の鍵を握るメダリオンと珠(オーブ)を発見したララ(アンジェリーナ・ジョリー)だったが、生物兵器開発の第一人者ライス博士(キアラン・ハインズ)が差し向けた武装集団に奪取される。ララは元傭兵の囚人テリー(ジェラルド・バトラー)を雇って奪還を期する。



勝手に期待してはぐらかさられた前作。その続編を初見。監督は「スピード」のヤン・デ・ポン。さすがのアクション慣れ。物語の開き方も、テンポも良く、つなぎもごく自然。前作レビューで「品を落としてる」としたセクシーも控えめ。


「2作目ビハインド」のせいか前作に比べ評価は高くないもよう。シリーズ導入となる父と子の関係が描かれてない分ストーリーはあっさり。物足りないかもしれないが、アクションとしての質は向上。面白くなったんじゃないのかな?


アンジーはアクション俳優指数右肩上がり期。クリス・バリーノア・テイラーのチームクロフト続投は嬉しい。恋のお相手としてクレイグに代わってバトラー参戦。ジャイモン・フンスーはこの頃からハリウッドのアフリカン代表だったのね。



「資産家ララがトレジャーハントをしている」ということが大前提のアクション・アドベンチャー。前作との重複承知でララの背景をもう少し描いていれば、単体作品としての質と上がってた気はする。それでもアドベンチャーとしては十分な出来。


大物の父娘共演、セクシーな女性冒険家…話題性を高かった前作に対し、真っ当にハラハラドギドキで勝負した続編。お時間がある時、スッキリしたい時、何を観ようか迷ったら、肩肘張らずリラックスしてご鑑賞ください。



 DATA

監督:ヤン・デ・ポン/脚本:ディーン・ジョーガリス

出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジェラルド・バトラー/クリス・バリー/ノア・テイラー/キアラン・ハインズ/ジャイモン・フンスー



hiroでした。

*画像は「映画.com」などから引用



スピード←ヤン・デ・ポン監督、代表作


ツイスター←これもヤン・デ・ポン


エンド・オブ〜←バトラーの人気シリーズ