#16 5/10 109_GP
「ワンダヴィジョン」の続き…かな
(C)Marvel Studios 2022
ドクター・ストレンジ
マルチバース・オブ・マッドネス
怪物から逃げる見知らぬ少女(ソーチー・ゴメス)を助けるストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は怪物の攻撃で命を失う。…そんな夢を見たその日、かつての恋人クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)の結婚式に出席したストレンジだったが、ニューヨークの街で暴れる怪物に遭遇。襲われていたのは夢に見た少女だった。
(C)Marvel Studios 2022
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で分岐したMCU。こちらは本線28作目、ストレンジのピン2作目。ストレンジ、ウォン(ベネディクト・ウォン)のレギュラー陣にアベンジャーズからワンダ(エリザベス・オルセン)が合流。
本作、非常に厄介なのがこのワンダ。…というかスカーレットウィッチとして敵に回るのである。その理由というのがDisney +の「ワンダヴィジョン」からの流れという。観てない僕は「そういうドラマだったんだ」と想像するしかないわけだ。
(C)Marvel Studios 2022
別のバースにもアベンジャーズみたいなチームがあって、「キャプテンアメリカ」からのあの人や「キャプテンマーベル」からのあの人、MCU以外のマーベルからも複数参戦。そんなに重要ではないけれど、知ってたほうが面白いはず。
シリアスな展開の中にもユーモアを絶やさないのはストレンジの特徴。窮地に立たされても余裕かましたり、意外なものを使った魔法を披露したり。相変わらずやな〜なんて油断してたら突然のモンスターホラー演出。監督はサム・ライミだったね。
(C)Marvel Studios 2022
カンバーバッチがさまざまなストレンジを演じる。クライマックスに登場するストレンジ…あれは反則では?(笑)もう一人のベネディクトのウォン(役名もウォン)はアベンジャーズ作品でも活躍する人気者。本作でも不可欠なストレンジの相棒。
オルセンは元アベンジャーズでもあの扱い。ずいぶん思い切ったね。新キャラアメリカチャベスを演じたのはゴメス。ウォン組に入るようだが、今後も出てくるのかしら。キウェテル・イジョフォーはレギュラー。最後のあの方、ついにマーベルに降臨?
(C)Marvel Studios 2022
魔法あり笑いありでもファンタジーとはならない。あくまでヒーロー映画。さらにホラーも加えてごちゃごちゃ感。なんでもありな魔法ワールドだし、まいいか(笑)。ただしストレンジは振り回されてただけ。結局はワンダの私的な物語だったかな。
がんばってMCU全部観てる僕もさすがに回収しきれなくなってきた。Disney +のドラマも観ないとならなくなると…僕自身「じゃあ入会してドラマ観るか!」という気にもなれず。そろそろ離脱する方も増えてくるんじゃないでしょうかね。
DATA
監督:サム・ライミ/脚本:ジェイド・バートレット/マイケル・ウォルドロン/音楽:ダニー・エルフマン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ソーチー・ゴメス/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス/マイケル・スタールバーグ/シャーリーズ・セロン/キウェテル・イジョフォー/ヘイリー・アトウェル/ラシャーナ・リンチ/アンソン・マウント/ジョン・クラシンスキー/パトリック・スチュワート
hiroでした。