10本目(3月7日鑑賞)FP1
これが私の生きる道♪
監督・脚本:ロバート・ロドリゲス/製作・脚本:ジェームズ・キャメロン/脚本:レータ・カログリディス/原作:本城ゆきと/音楽:トム・ホルケンボルフ
出演:ローサ・サラザール/クリストフ・ヴァルツ/ジェニファー・コネリー/マハーシャラ・アリ/キーアン・ジョンソン/エド・スクレイン/ジャッキー・アール・ヘイリー/ホルヘ・レンデボルグjr/ラナ・コンドール
空中都市ザレムと地上とに分断された未来。ザレムの住民の生活のために人々が働く地上でサイボーグ専門の医師イド(クリストフ・ヴァルツ)はザレムから捨てられたサイボーグを見つける。イドはボディを与えて再生させ、アリータ(ローサ・サラザール)と名付けるが、彼女には捨てられる前の記憶がなかった。
自分はどこから来たのか。
自分のなすべきことはなんなのか。
そして、自分は誰なのか。
自分が生まれてきた理由ってきっとある。それが生きている理由。なすべきことは1人ではできないようになっている。助けてくれる人がいる。助けてあげられる人がいる。
みんなその理由があるから生きている。そうやって世界は繋がっている。
面白かった〜。
なんでCG?…と思ったが、①アクションが自在、②壊される描写がソフト、とかあるんだろうけど、狙いはアリータの表情かと。生身の女優だと演じる女優のキャラが反映してしまう。アリータをCGにしたことで観る人が自由に彩りを加えられる。
文字通り自分を探すアリータ。彼女がサイボーグだからこそ、純粋だからこそ、誰もが共感しやすい。アリータとは観ている人自身の投影ではないんでしょうか。
ローラ・サラザール。聞いたことあるな、と思ったら「メイズ・ランナー」のブレンダ。言われてみると雰囲気出てる。
キーアン・ジョンソンが「ハンガーゲーム」のジョシュ的役回り。ちょいヘタレ。クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ…オスカー常連たちが若い2人をアシスト。
超有名なあの人とちょっと有名なあの人を見かけたが、映画サイトでもノークレジットなので書かないでおく。
サラ・コナーといいリプリーといい、キャメロンの描くオンナはいつもカッコいい。本作は悩めるティーンが躍動。覚醒したアリータが強いのなんの。一方でティーンらしい可愛らしさも含有。これではみんな惚れてまうやん。
原作のジャパンコミックは未読だが、映画脚本はいたってシンプル。難解じゃないからテンポも心地いい。黒幕と対峙して「次回へ続く」。これは次回が楽しみでしかたない。
hiroでした。
脚本7 映像9 音響9 配役8 音楽7
40/50