40本目(8月19日鑑賞)


爆笑ネタからの真選組絶体絶命の危機
銀魂2 掟は破るためにこそある
 
監督・脚本:福田雄一/原作:空知英秋
出演:小栗旬/菅田将暉/橋本環奈/中村勘九郎/柳楽優弥/吉沢亮/岡田将生/堂本剛/キムラ緑子/夏菜/勝地涼/窪田正孝/三浦春馬/長澤まさみ/ムロツヨシ/佐藤二朗/堤真一
 
人間と異星人が共存する江戸。万事屋の銀時(小栗旬)、新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)は家賃を払うためにキャバクラでバイトをすることに。そこに将軍茂茂(勝地涼)がお忍びで現れ大騒ぎ。その頃、万事屋の宿敵真選組では副長土方(柳楽優弥)がヘタレと化す異変が発生。局長近藤(中村勘九郎)を狙う陰謀が始まろうとしていた。
 
 
前作と劇場版アニメ2作。このノリ、もう慣れた(笑)。慣れてしまえばこっちのもん。極上エンタメでゆるゆるなひと時。
 
オープニングは劇場版アニメ2作目のアレ。あの女の子は最近見なくなったオリジナルの子だよね? 日X アカX Xー賞ネタは大爆笑。オープニングから3分でここまで書ける、今回もロケットスタートだ。
 
 
佐藤二朗(前作と別の役)の名人芸でたたみかけ。初陣夏菜のサービスカットの後は同じく初陣勝地涼のモザ芸。笑い殺す気か、となった頃に真選組の災難へと続く。
 
勘九郎の近藤と三浦春馬の鴨太郎の対峙。とくに勘九郎、洟水飛ばしての熱演はコメディのそれとは一線を画す。このシリアス展開のなかでの柳楽くんの絶妙ボケ。器用だなぁ。
 
 
メインのキャラたちが縦横無尽。新キャラもうまく絡めてナチュラルに増員。エンタメ作品としての見せ場も確保。厚くなる福田監督の大箱大作への信頼感。

…なのだが、物語のスケールは前作が上。衝撃も前作。とはいえ、ハードル低めで観に行った前回と高めで臨んだ今回では比べようもないか。
 

環奈の顔芸が少なく、長澤まさみもゲスト並み。少々物足りなさはあったが、新展開なので致し方なし。真選組ファンの方は前作より楽しめたんじゃない?

今回も続編含みで終了。どこまで行くのかわからないけど、このまま乗ってきたいなら観ておかないとね。


 
hiroでした。
 
 
 
脚本7 映像7 音響7 配役8 音楽7
36/50