73本目(9月23日鑑賞)


東島旭=西野七瀬の成長記
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あさひなぐ
 
監督・脚本:英勉/原作:こざき亜衣
出演:西野七瀬/白石麻衣/桜井玲香/松村沙友理/伊藤万理華/富田望生/生田絵梨花/中村倫也/森永悠希/角替和枝/江口のりこ
 
二ツ坂高校一年の旭(西野七瀬)は、痴漢を撃退した真春(白石麻衣)に憧れて薙刀部に入部する。気が弱く引っ込み思案な旭だったが個性的な薙刀部員と共に過ごし、少しずつ変わりはじめる。そんな矢先、ライバル校の一年生・一堂(生田絵梨花)に真春が敗れてしまう。
 
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西野七瀬、推し!

…ってか乃木坂46、他はまいやんしか知らない。そんなヤツが観た感想です。書くに当たりすがちゅあ〜んさんの記事を参考にさせていただきました。何も知らないので大感謝です。
 
某飲料メーカー広告で「かわいいやん」と思ったのが七瀬ちゃんとの出会い。何度もセンターを務めている人気者だとも知らず。キャラがどうとか歌がどうとかじゃなく、純粋に「顔」。本作主演とのことで観ると決めた次第。
 
当然「あさひなぐプロジェクト」の存在すら知らず。こざき亜衣のコミックを舞台化。次いでこの映画作品。舞台とはキャスト一新。「実力の舞台版」「人気の映画版」と言われてるらしい。比べようもないので映画版のみ書きます。
 
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あ。正直に書くんで不快に感じた方は直ちにこのページを閉じてください。

薙刀部に入ってカッコいい先輩に憧れる。これ、乃木坂に入ってまいやんに憧れる七瀬ちゃんとリンクするんですってね。引っ込み思案な性格がやがて…の流れも七瀬ちゃん自身の成長でもあったり。…ということらしいですウケウリです。

映画のほうは普通にスポ根。高校生で部活で青春。恋に青春のすべてをかけるラブコメ要素はゼロ。なので最後まで爽やか。薙刀についても「こんなんやったんか」と驚き。特に足の動きは鮮烈。あー跳ぶのありなのね、と剣道経験者のhiroが唸る。

ただし、浅い。挫折がない。どん底から這い上がってくるアレがない。自分を追い込むソレもない。血と汗と根性と友情と…汗と友情しか感じられなかったのは物足りない。原作の問題か演出力の問題か。

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冒頭、漫画のようなギャグラッシュに困惑。だが「元々漫画やん」と開き直ると案外楽しい。100分程度で主要メンバーのキャラを立たせたのも英監督の手腕かと思う。「トリガール」もいつか観るぞ。

出演者の大半が乃木坂。その他大勢に普通の子がいない不自然。普通の映画にしたいなら乃木坂率は下げたほうがよい。こういうのは本人が頑張っててもお楽しみ会的な見られ方をする。これはしょうがない。これを観た方が「HIGH & LOW」を観ないのと同じ。

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本作、富田望生中村倫也森永悠希江口のり子がいたから映画の体裁をなした。もう少し上を望んでよかった内容だったから惜しい。残念ながら「幕が上がる」には及ばず。

西野七瀬鑑賞目的なら十二分。白石麻衣ファンの方も楽しめるつくり。いろいろ書いたけどhiroは十二分組。やっぱりかわいい。

 
 
hiroでした。
「なあちゃん」とは書けなかったてへぺろ



脚本6 映像7 音響7 配役7 音楽7
34/50