WOWOW鑑賞
SFパニックにあらず
監督:J・ブレイクソン/原作:リック・ヤンシー/脚本:スザンナ・グラント/アキヴァ・ゴールズマン/ジェフ・ピンクナー
出演:クロエ・グレース・モレッツ/ニック・ロビンソン/ロン・リヴィングストン/マギー・シフ/ザカリー・アーサー/アレックス・ロー/マリア・ベロ/マイカ・モンロー/リーヴ・シュレイバー
突然現れた謎の飛行物体でやってきたアザーズは、電磁波攻撃、感染症の流行、地球人への寄生…と人類をジワジワと攻撃していた。両親を失い弟サム(ザカリー・アーサー)と離ればなれになったキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、サムを探しに一人米軍基地へ向かう。道中、アザーズの襲撃にあったキャシーは謎の青年エヴァン(アレックス・ロー)に救われる。
なるほど、わかる。これは宣伝のミス。SFパニック大作ではないもの、これ。ヤングアダルトだものね。青春だものね。
ビームもロボもキモイ宇宙人も出てこない。戦闘機と宇宙船との空中戦もない。緊張感も歓喜もない。人類の輝かしい勝利もない。期待させられたすべてがなくては客も困る。
派手でないのでテレビムービーのよう。みんな大好きクロエちゃんが出ていても、(ウルヴァリン兄)リーヴ・シュレイバーが出ていても、つくりがそうなっている。
“新ホラー・クイーン”マイカ・モンローも発見。あのキャラは笑ってあげていいのかな?続編では恋模様もあり?…続編があればね。