2016年88本目(12月29日鑑賞)FP①

 
信頼のディズニー
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ピートと秘密の友達
 
監督・脚本:デヴィッド・ロウリー/脚本:トビー・ハルブルックス/原案:マルコム・マーモスタイン
出演:ブライス・ダラス・ハワード/オークス・フェグリー/ウーナ・ローレンス/ウェス・ベントリー/カール・アーバン/ロバート・レッドフォード
 
森の中の事故で両親を失った幼いピート(オークス・フェグリー)は、森の中で人知れず生きていたドラゴン・エリオットと共に6年を過ごしていた。ある日、同じ年頃の少女ナタリー(ウーナ・ローレンス)と森林レンジャーのグレース(ブライス・ダラス・ハワード)に見つけられたピートは町に保護されるが、人間の暮らしに慣れず、森へ帰りたいと言う。
 
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知ったました?
ドラゴンって本当にいたんですよ!
 
…と思ってしまう「アーロの奇跡」をピクサー抜きの実写で再現。エリオットのモフモフした毛並みに触れた思い。獣臭まで嗅ぎとれた気がする始末。
 
ドラゴン=エリオットが動く。大地が揺れ、風が立ち、川面が波打つ。容赦のないディズニー・クオリティ。もうどんな映像もあり。
 
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物語はシンプル。ファンタジーの王道。英語がわからなくても、字幕なしで大筋は理解できるレベル。ドラゴンの出し惜しみも時系列いじりもなし。捻りなしで世界中の子どもたちにも伝えたいから…たぶん。
 
展開も読める。それでも泣けてしまうのだからお手上げ。目に見えないものをも信じる素直な心。それって、子どもらしさなのではなく、人間らしさなのではないかと思う。
 
でもって、カントリーな音楽も非常によい。
 
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宣伝は地味。キャストは豪華。ロンハワ娘のブライス・ダラスは少し丸目の役作り。婚約者ジャックのヒゲが気になっていたら「ハンガーゲーム」初代ゲームメーカーウェス・ベントリーだった。納得。ジャック兄ギャビンは「スタトレ」のカール・アーバンだし。
 
我らがロバート・レッドフォード登場。「オール・イズ・ロスト」「キャプテン・アメリカウインター・ソルジャー」「ロング・トレイル」…80歳の今も精力的な出演が続く。老いてなおスター。ひ孫世代のオークスくん、ウーナちゃんもとびきりの輝き。
 
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想定よりもグイグイ引き込まれた。レッドフォードの活躍からは前のめり。熱くなり、自然と涙。子ども向けかと躊躇していたが、観て大正解。ディズニー・ブランドはハズレが少ない。

この日TOHOフリーパスポート発動。1本目から幸先よいスタート。
 
 
hiroでした。
 
 
脚本7 映像10 音響8 配役8 音楽8
41/50