ワイルドスピード・シリーズ全作品レビューをコンプリート。
ただ、更新順、バラバラなのでまとめます。
まず第1作がこれ。
監ロブ・コーエン
出ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ミシェル・ロドリゲス/ジューダナ・ブリュースター/マット・シュルツ
以下公開順に
「ワイルドスピードX2」はコチラ
監ジョン・シングルトン「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」はコチラ
監ジャスティン・リン「ワイルドスピード MAX」はコチラ
監ジャスティン・リン「ワイルドスピード MEGA MAX」はコチラ
監ジャスティン・リン「ワイルドスピード ユーロミッション」はコチラ
監ジャスティン・リン「ワイルドスピード スカイミッション」はコチラ
監ジェームズ・ワン
出ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ミシェル・ロドリゲス/ジューダナ・ブリュースター/タイリース・ギブソン/クリス・リュダクリス・ブリッジス/エルサ・パタキー/ドウェイン・ジョンソン/ルーカス・ブラック/ルーク・エヴァンス/ジェイソン・ステイサム
時系列的には「X3」が「ユーロミッション」の後に来るだけです。
「スカイミッション」が観たいけど過去作未見。せっかちで早く観たいけどある程度理解しておきたい。…という方なら「MAX」から観ればギリギリセーフかな。人の出入りが激しいので、全部観るに越したこたぁないけどね。
世界一運転の嫌いな男としては、最も苦手なタイプ。今でも公道レースとかNG。このシリーズのいいとこは、終映後に「真似はしないでください」って入るところかな(笑)。…それがどうだ、この嵌り様。ひとえにポール・ウォーカー。その人の魅力だったとしか思いつかない。
ご存知のようにポールは7作目「スカイミッション」撮影中に不慮の事故で亡くなられました。直後の共演者たちの動揺は彼らが「家族(劇中、ヴィンが仲間のことを指する言葉)」だったことを物語っています。主要キャストの悲劇に撮影は中断。完成が危ぶまれましたが、完成を心待ちにしていたポールのためにも、と再始動。脚本を書き換え、どうしても足りないカットは過去作から持ってきたり、実弟を代役に撮影したり。そして完成にこじつけ、公開。
奇跡だろうか…急ごしらえの脚本でありながら、自然なストーリー。メロウにすることなく、アクション・エンタメとして、完結しているのがプロ。代役や流用も気にならない。なにより、死んで終わりにするという安易な方法をとらなかったことに感謝です。拍手です。奇跡なんかじゃありません。スタッフの愛です。
ポールの新作はもう観ることができません。しかし、スクリーンを駆け巡るポールが演じたブライアンは永遠に生き続けています。もちろんこれからも。
hiroでした。