WOWOW鑑賞 韓国祭①
 
リメイク版鑑賞後にオススメ
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怪しい彼女

監督・脚本:ファン・ドンヒョク/脚本:シン・ドンイク/ホン・ユンジョン/ドン・ヒスン/音楽:モグ
出演:シム・ウンギョン/ナ・ムニ/ジニョン/イ・ジヌク/ソン・ドンイル/パク・イナン/ファン・ジョンミン/キム・スルギ/キム・ヒョンスク

オ・マルスン(ナ・ムニ)は、息子で大学教授のヒンチョル(ソン・ドンイル)発案の高齢者向けカフェを、かつての使用人パク(パク・イナン)と経営していた。ある日、バンドをやっている孫ジハ(ジニョン)との待ち合わせの前にふらっと寄った写真館で記念写真を撮影すると、20歳の頃の自分の姿になってしまう。誰にも気づかれないマルスンは、オ・ドゥリ(シム・ウンギョン)と名乗り、パクの家に下宿人として転がり込む。

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多部未華子主演の日本リメイク版が間も無く公開。WOWOW放送があったので録画して、リメイク公開前に鑑賞。

面白い!…けど韓国人でなく韓流もサッパリなhiroには、本当の面白さの半分くらいしか伝わってないのかと。

そのひとつが、字幕や吹き替えでは表現できないニュアンス。いわゆるおばあちゃん特有の言葉や仕草の韓国風。日本でいえば志村さんのあれ。20歳のドゥリがやる面白さ。韓国の方が観るときっと「あるある」なのが伝わらない。しょうがないことではあるけど。

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もうひとつはドゥリが歌う曲。韓国では知らない人がいない曲も、思い入れも情報もないと何の感慨もない。韓国の方なら大爆笑必至の出オチらしい演出も見受けられ、誰だかわからなくて残念。これもしょうがないこと。

ドイツでの炭鉱事故って「国際市場で逢いましょう 」でも描かれてた。それほどの大ニュースだったとは。「国際市場…」観ておいてよかった。

こう考えると、リメイクは間違いではないのかも。日本人が観る分には、日本風の方が面白いかもね。ちなみにリメイク版のタイトルは「あやしい彼女」。「あやしい」は仮名らしい。

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例によって韓国人俳優はビョンホン兄貴しか知らない。紹介できる知識はないけど頑張ります!(間違ってたらご指摘ください)

主演ウンギョンは美人ではなく「女は愛嬌」型。テレビ界と映画界がほど近い韓国ではお茶の間の人気者的?多部ちゃんはなかなかのチョイスかと。「魂のある歌」なのだそうだが、ハングルソングのうまさがわからない。相棒パクさんが元気。こういう年の取り方は嫌いじゃない。リメイク版では志賀さんがやるようだ。

リメイク版との似てる度では、プロデューサー役のイ・ジヌク。甘いマスクで人気者らしい。リメイク版の要潤がピッタリすぎる。キーパーソンの孫ジハ役のジニョン。可愛い子だなと思ったらアイドルグループのリーダーらしい。グループ名は忘れたので、詳しい方はコメント募集です。

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生まれ変わっても同じ人を愛し、同じ選択をし、同じ苦労をする。いがみ合っていても、一番大切なのは家族。祖父母がいて、父母がいて、自分がいる。そして、子がいて、孫がいて。それは永遠につながる絆。自分がここにいるのはその絆をつなぐため。…そんなメッセージだろうか。「国際市場…」もそんなだったかな。

リメイク版予告編を見る限り、ほぼ同じ展開なのではないか。日本風のアレンジがしてあれば面白さは増量してそう。ただ、ネタバレ状態だけに…観るかな…。リメイク版鑑賞予定の方、オリジナルはリメイク版鑑賞後の方がいいかも。



hiroでした。