87本目(11月1日鑑賞)

 
美少年も美少女も走る走る!
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メイズランナー2 砂漠の迷宮
 
監督・製作総指揮:ウェス・ポール/原作:ジェイムズ・ダシュナー/脚本・製作総指揮:TSノーリン/音楽:ジョン・パエノーザ
出演:ディラン・オブライエン/カヤ・スコデラリオ/トーマス・ブロディ=サングスター/キー・ホン・リー/ジェイコブ・ロフランド/デクスター・ダーデン/アレクサンダー・フローレンス/ローサ・サラザール/パトリシアン・クラークソン/ジャンカルロ・エスポジート/エイダン・ギレン/バリー・ペッパー/ナタリー・エマニュエル/リリー・テイラー
 
謎の迷路からの脱出したトーマス(ディラン・オブライエン)、テレサ(カヤ・スコデラリオ)、ニュート(トマス・ブロディ=サングスター)、ミンホ(キー・ホン・リー)らは、救出に現れた組織の施設に収容される。そこには他の迷路を出てきた若者が大勢いて、毎日選ばれた何人かが別の施設に移っているという。施設で出会ったエリス(ジェイコブ・ロフランド)とトーマスは、夜中に部屋を抜け出し、組織の秘密を探り、自分たちはまだ組織に囚われていることを知る。
 
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各映画サイトの酷評のなか「面白そうじゃん」と観に行って大変満足したのが前作。お付き合いのあるブロガーさんに賛同いただける方が多かったのが心強かった。そして3部作の2つ目。サイトでは 相変わらず3点ちょっとの低評価。で、今回もhiro、大満足でございました。(笑)
 
本作のミソは勢い。走りまくります。砂漠に出るのに何の準備もなく走ります。なぜ?…理由はちゃんと明かされません。なんせトーマスの記憶が断片的。今回多数の訳知りの大人が出てきてなんとなくつながります。それでも理由は漠然。何らかの大人の事情がありそうです。よくわからない大人の事情が嫌なのです。利用されてるっぽいのが嫌なのです。だから走るのです。hiroの推測です。

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どこが「メイズ」?…いやもういらないでしょ。彼らがさまよっている状況が迷路だし、そこを疾走しているから「ランナー」。ゾンビみたいのも出てきて「バイオハザード的」…前作から実はそう。近未来。人類滅亡の危機。秘密の研究組織。それだけで十分バイオ。ゾンビが出てきても、さもありなん。…ただ、知らないで観に来た方、ゾンビアレルギーの方は要注意です。
 
カリスマ走り屋トーマスは健在。理論派ニュートも友情に厚いミンホも何か知ってるテレサも、前作から継続。ニュートと少しかぶる新顔エリスもインドア感があって個性的。何より美女軍団増量が嬉しい。

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何かがどうにかなって人類が激減し、陸地の大半が砂漠化した世界。若年層に限定した一握りの人間が持っている「免疫」を巡って何かが暗躍し、何かが抵抗している。一握りの若者たちが立ち上がる。彼らがつくのはどっちなのか。
 
迷路から駆け出した少年少女。問題の核心が見え隠れ。いよいよトーマスは決断する。もう逃げない。最後の戦いが始まろうとしている。クライマックスに向かって走れ走れ。
 
 

hiroでした。
 
 
 
脚本8 映像7 音響8 配役8 他(音楽)8
39/50