85本目(10月22日鑑賞)


ライブ感あふれる音楽映画♪
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ピッチ・パーフェクト2


製作・監督:エリザベス・バンクス/製作・脚本:カイ・キャノン/音楽:マーク・マザーズボウ

出演:アナ・ケンドリック/レベル・ウィルソン/ヘイリー・スタインフェルド/ブリタニー・スノウ/スカイラー・アスティン/アダム・ディヴァイン/ベン・プラッド/ハナ・マエ・リー/エスター・ディーン/クリッシー・フィット/アレクシス・ナップ/ケイティ・セイガル/ビアギッテ・ヨート・スレンセン/フルーラ・ボーグ/アンナ・キャンプ/ジョン・マイケル・ヒンギズ/エリザベス・バンクス


悪戦苦闘の末、アカペラ全米ナンバーワンとなったベッカ(アナ・ケンドリック)らバーデン・ベラーズ。以後3年連続全米チャンピオンに輝くが、大統領を前にしたステージで大失態。最終学年を目前に解散の危機に追い込まれる。ベラーズ存続のために残された道は世界大会での優勝。ところが、チームの中心ベッカは、自身の夢の実現のため世界大会に集中できない。


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「UNIVERSAL」のオープニングがぁ(≧∇≦)


驚愕(?)の幕開けからベラーズの晴れ舞台。音の厚みと迫力に圧倒。パフォーマンスの向上か予算の増額か。前作との違いにワクワク。


アナケンがやはり歌うま。パワーも増量。卒業したはずのクロエ(ブリタニー・スノウ)もなぜかいる(笑)。リリー(ハナ・マエ・リー)もシンシア・ローズ(エスター・ディーン)もいるいる。あれれ、ファット・エイミー(レベル・ウィルソン)は?…真打は派手に登場!…ところが!ヽ(´o`;あの大統領は合成?


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前作メンバーに新顔も加入。母がベラーズOGのエミリー(ヘイリー・ステインフェルド)は、トラブルや恋や将来の不安でバラバラなベラーズの救世主となるか。このヘイリー、なかなかの出演歴。


あいつ…バンパー(アダム・デヴァイン)も登場。「マイ・インターン 」出演の歌うまコメディアンはただものじゃない。ファッキン実況の二人、ジョン・マイケル・ヒギンズエリザベス・バンクスも毒舌全開。バンクスは製作・監督も兼任するシリーズの母。


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ダメダメチームがのし上がる前作。本作はトップから落とされてスタート。やればできるのを知っている観客は、困った女子大生に少しイラつく。再び這い上がるのも定石。そう、よくあるストーリー。


でも、それを凌駕する歌、音楽、ダンス。音響もかなりなレベルアップ。カメラワークもライブ感増量。弾けるボイパ、透き通るハイトーンに観ているこっちも体が揺れる。指が自然と拍子を刻む。これこれ、これが音楽映画。


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ベラーズ、前作ライバル・トレブルメイカーズに加え、最強ライバル・ダスサウンドマシーンがドイツから参戦。世界大会ライブではインド、カナダ、ベトナム等々リアルな世界のアカペラチームがクールにホットにパフォーマンス。映画体験というより音楽体験。


ありきたりなストーリーも実は巧妙。コメディ路線にたまにウルっ…とさせながらの笑いオチ。これの連続。簡単に泣かせないのが上手い。そして存分に泣かせるのが、クライマックスのステージ。ライブシーンはほぼ前のめりのhiro。まさかのサプライズに涙がポロポロ。


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実は美人だと思っていないアナケン。彼女の歌には惚れてる。歌っている時のアナケン、不思議と美しい。


まさかのあの人も登場。ディヴァインやファッキン実況、彼氏役スカイラー・アスティンは置いといて相棒ベン・プラットらの変貌ぶり。前作必須。


エンディングでもサービス満点。ディヴァインのコメディの才を堪能。オーディション番組のパロディなのかな、有名ゲストも大挙登場して爆笑のうちに終幕。


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パート2ならこんなもんか…の予測は簡単に超え、前作以上の大興奮。スポ根的でありながら、コメディ軸をぶらさない真摯さも素敵。


音楽は時代を超えて繋がっている。音楽映画万歳!




hiroでした。




脚本8 映像8 音響9 配役8 他(音楽)9
42/50